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水鏡の季節 [○大糸線]

 4月と言えば、徐々に田んぼに水が入り始め、田植えに向けて目に見えて準備が始まる・・・というイメージです。

 田んぼに水が入ると、無風状態となれば空の表情が写り込みますし、位置を工夫すれば被写体も写り込みます。その様を、撮り鉄の間での用語かもしれませんが「水鏡」と表現します。例えば、こんな感じ。







2009年4月19日 大糸線 頸城大野駅


 大糸北線の各駅は豪雪地帯であることを考慮してか、今時のローカル線としては珍しいことに姫川駅を除く全ての駅に駅舎があります。その中には昔の駅舎がきれいに残っている所もあります。中でも写真に出しました頸城大野駅はペンキで塗装はしてあるものの木造で、渋かったです。この駅を題材にと、よく撮りに行きました。

 この駅は無人駅なのですが、地元の方々が丁寧に手入れしているようで、いつもきれいにしてありましたし、この日は花壇にチューリップが咲いておりました。こういう光景を見ると、そこに根付いている有形無形のものを感じ取ることができます。



 「水鏡」の風景が広がれば、地元の人自慢のコメの収穫まで、5か月ほどです。色彩豊かでフォトジェニックな季節の始まりでもあります。




 
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