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内浦の海はただ穏やかに [北陸]

 いい撮影地の多かった能登線ですが、もっとじっくり撮りたかったな。この半年後の3月、穴水から先の区間が廃止になってしまいました。

 高校生なりたての分際では自分の力で何度も行くのは無理でした。奥能登は500キロ果ての地。しかも同じくらい遠い大糸とは違い夜行とかは利用しづらい(急行きたぐにで金沢3時到着、2時間待ちして七尾線を乗り継いで穴水8時・・・泊まりがけならかろうじて可能なレベル)ので大糸よりよっぽど遠い印象がありました。大糸線なら急行きたぐに1本で糸魚川に5時半到着、そこからうまく回れば徒歩でも一日中漏れなく撮影できました。そういう意味でも本当に遠いところでした。

 今も残っていたら、間違いなく通うだろうな。


2004年8月8日 能登線 矢波-波並

 先ほどの撮影地から追っかけて、これはいいかも、と思った所で下車。海の色がいいなあ、と思い、集落の雰囲気とか雲の雰囲気とかいいなあ、とも思い、あれこれ考えてたら通過時間なんてあっという間に来てしまいました。少し練りきれないまま、時間になってしまいました。


 能登線はアップダウンの激しい路線で、キハ58はゆっくりと、時々タイフォンを鳴らしながら走っていました。簡易線規格で1960年代になってようやく全通した能登線。そこかしこにある25‰を登って下って・・・でした。

 能登半島の南側の内浦海岸は本当に穏やかな海でした。海沿いに広がる風景は、観光地でも何でもない地味な風景でしたが、そこかしこに違った風情を感じさせ新鮮でした。


 この後、すぐ近くでもっといい撮影地を見つけアングリ。又機会あったら行くことを誓って、北進。



 この時の反省・・・通過15分前には撮影地に着くこと。


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