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自問自答 撮り残しは、ないか [山陰]

 最近、色々と出かけています。約10年分の荷が下りた気分なのです。とはいえ、そろそろ引き締めないといかんかな。

 ・・・でも、今年の紅葉はいい感じかも♪ ですね。赤系がちゃんと色づいていることが多いようです。あああ、気づいてしまった(笑)



 サイトの方の表紙にも出しましたが、かなり久々に山陰線の鳥取ー米子間に行ってきました。というのも2週間前ですね。すんません。

 この区間、寝台特急「出雲」、キハ58、キハ47、全て国鉄色でした。10年前まで「国鉄王国、山陰」らしさを最後まで保っていた区間でした。

 そんな鳥取―米子間、キハ58置き換え間近の2003年9月に出撃しました。
 天気は・・・午前中は霧でたり、雨降ったり、散々だったことを思い出します。
 そんな雨がやんで曇りになり、行ってみたかった撮影地に行きました。
 あんまりきれいな写真ではないですが・・・中学生の写真なのでご勘弁を。


2003年9月15日 山陰本線 泊‐青谷

 RMの2002年3月号「国鉄色は今!」という、なんとも「まがまがしい」タイトルの特集が出ている号に、掲載されていた1枚の写真で覚えた撮影地でした。

 煽り雑誌としての「怪しさ」がありながらも、出ている写真の水準は当時最先端クラスだったこの雑誌に、本屋で出会った時の号でした。お年玉で若干潤った財布から1000円出して、迷うことなく買った覚えがあります。


 さて、この号に載っている写真では「出雲」の後打ちでした。写真としての出来以上に、撮影地があまりないと思っていた区間での写真だっただけに色めき立った覚えがあります。
 残念ながらこの日のこの場所での晴れカットはキハ47の1本だけですが、いい思い出です。

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 鳥取のキハ58引退から8年。キハ58が完全に去ってからこの場所に一度も登ることなく、2012年になりました。
 今めぼしいものといえばキハ47のみ。しかし、全て更新済み。「出雲」もだいぶ前になくなったし、屋根スッキリなヨンナナのためだけにわざわざ行くかな。長らくそう思っていました。
 しかし、地元で抹茶色ばかりみていると・・・それが大いに贅沢であることを痛感しました。
 タラコはともかく目立つ。そして、風景は変わらないはず。
 ずっと国鉄色を守り続けている米子支社に敬意を表しつつ、改めて山陰へ行くことにしました。

 かつて4時間近くかかった道のり、今や高速道路がほぼ完成しているので鳥取まで2時間強。とてつもなく早く着きました。
 そして、朝からあの撮影地へ。何と言っても今日は高気圧ど真ん中、100%バリ晴れが約束されている!朝から手を変え品を変え、当時ではできなかったものを形にしよう、と考えました。
 行って見れば風景は殆ど変わらず。撮影地の方は草がかなり伸びて立ち位置が半分くらいになった印象はあるものの、まだまだ余裕を持って撮影可能な状態。そして、キハ47は1時間に上下各1本。
 かつて最低限の装備で写真を撮っていた頃を思い出しつつ、シャッター。


 この日から、この10年余でちゃんと撮れていないカットは他にないか?、と自問自答しています。


2012年10月20日 山陰本線 泊‐青谷


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