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♪鉄道唱歌♪ [ケータイ投稿]

ホテルゲタグニについて一筆。


まあ、急行きたぐに号のことです。

新潟行きの急行列車は、日本中で夜行列車が減っていっても、今も変わらず堂々の10~12両。在来線の列車としてはかなりの長編成ですが、満席御礼の日も。色んな客に支持されているからこその奮闘ぶりです。
今は高度経済成長期の国鉄特急の花形であった青い女王様が塗装を変えつつも、室内設備をフル活用して働いています。
被写体としては原色に及ばない点ありですが、乗りごたえと言う点では間違いなく原色を唯一守っている仙台の583系に勝ります。北陸線内では120キロ走行があり、往年の走りを体感できますし、何と言っても堂々たる編成、現役バリバリの列車としての息遣いが感じられます。


今の急行きたぐにはB寝台車4~6両、A寝台車とグリーン車各1両に普通車自由席4両と、どちらかと言えば寝台車中心の編成ですが、貧乏人は当然普通車自由席に乗車。
自由席車は深夜の走行中も客の乗り降りが意外と激しいため、これで遠くまで旅することを仲間内では「ハザ難民する」と呼びます。
また、空いている時期なら1BOX占拠で体を横たえて寝れるので、自由席の座席を「C寝台」と呼んだりします。



私は昔から何度もお世話になっています。大糸、米坂、只見での撮影の時も、もちろん先日なくなった富山のゴハチを撮りに行く時も。
難民するのはしんどいことこの上ないのですが、私のようなものとしてはしんどい分安いだけにその先に開ける夢を感じられます。またこいつに乗って旅したいです。



急行きたぐに号、もうすぐ変なぐらいピカピカになった大阪駅11番線を本日も発車していきます。
いかにも21世紀然としたたたずまいに変わったあの駅で強烈な存在感を発揮し、そして今日も旅立っていきます。
梅田で飲んでいたら、「そろそろ帰れよ…」とばかりに発車していく姿が見られます。あの時ばかりは特に愛しく見えるのは気のせい…?
いまごろ車内を「鉄道唱歌」のオルゴールが鳴り響いている頃でしょうか。これが鳴る車両自体、随分と減ってしまいました。


今日は酔っ払い状態で大阪駅にたどり着いたら止まってたので撮影。
堂々12両。ホームの端から撮れませんでした。


それにしても、遠くに行きたいなあ…。
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