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スローライフ [○因美線]

 鉄的には因美線の「みまさかスローライフ列車」、変なカンが付くとはいえここ数年ゴハチで走ってくれていたので、なんだかんだ言って重要課題でした。今年からはキハ47の更新タラコに変更とはいえ走らせる、ということでJR西のやる気を感じておりましたが、震災関連の自粛ムードでこの連休は運転なし。今後果たしてどうなるでしょうか。



 さてさて、スローライフが走り始めたのは2007年の連休シーズン。この年は運転日をたくさん設定し、四国から国鉄色ゴハチ+ロクゴを借りてくるというやる気の入れよう。これで無装飾だったら完璧なんだけどなあ・・・とは思いましたが、出撃。

 この日、午前中は時々日が射すものの曇りがちの天気。当時因美南線の一部の普通列車に入っていたキハ40(ツチノコ色だけど・・・)などを押さえつつロケハンしつつで午前中を終え、昼過ぎに狙いの列車です。美作滝尾付近で押さえた後、美作加茂の停車で追い抜いて松ほうき鉄橋で次の2発目。ここで良くあることですが、後から来た追っかけ鉄が鉄橋のたもとに車を停車。仕方ないので上に振って、鉄橋の上の新緑をできるだけ入れる構図に急きょ変更・・・。


 しばらくして撮り鉄大集結の中、国鉄色が本当にゆっくりと鉄橋を渡ってきました。

 急行列車が走っていた時代から10年弱、岡山―鳥取を結ぶ亜幹線から中国地方有数のローカル線に転落した因美南線は線路の保守が切り詰められてカーブの通過速度が各所で厳しく設定され、最徐行で通過・・・というところがたくさんあります。中国地方のローカル線だとこういうところが多く設定されていて、芸備線なんかだと「制限25キロ、雨10キロ」なんていう恐ろしいところも。

 松ほうき鉄橋も徐行箇所のうちの一つ。だからイベント列車だけでなく、普通列車も最徐行。これでいいのかな・・・と考えさせられるものがありました。


 とはいえ、最徐行ゆえシャッターチャンスもつかみやすいものだから、やはりありがたかったです。当時は一発だけのことが多かったですが、この日はアングルを変え2発、シャッターを切りました。





2007年5月5日 因美線 知和-美作河井

 それにしても、逆光気味の光線なもんだから、原版からスキャンするにしても色の調整が難しい!何とかそれっぽくはしたけど、だいぶイメージ違うのは御愛嬌かな?もっと原版には何というか、柔らかさがあるんですけどね。フィルムはデジとはやはり違う世界を写し込んでるのかな、と思ったりもします。

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