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逆光気味、光る緑と国鉄色 [○因美線]

 せっかく因美線という比較的近いながらもロケのいい路線を国鉄色のキハ58が走っていながら、やはりカン無の方が現役っぽいし、ということで長らく敬遠。キハ58+28になってから長い間行かずでした。





 そんな重い腰をあげたのは最初行ってからナント3年たった2010年の5月。ここだけは押さえたい・・・というポイントがあり、カンもあまり目立たないデザインになったしちょうどいい、ということで出撃しました。





 キョーレツにきつい坂道を登って撮影地に到着。眼下には谷間を行くS字とそれを包むような新緑と。これを見るだけで気分がスカッとする。それが俯瞰撮影の魅力?だと思うのですが・・・。

 私の場合、性格ゆえか、着いてから割合すぐに「ああでもないこうでもない・・・」と頭を抱えてることが多いような気がします。この日の場合、下に立っている鉄ちゃんたちをカツくかわすとなるとアングルが制限されるが、どうしようか・・・とか、新緑をどれくらい入れるか・・・とか。

 この辺りは楽しいのか、満足いかないカットを撮りたくないから緊張してるのか、当の本人でも判断に悩みますが、大抵帰ってきてから上がりを見てホッと一息ついていることが多いような気もします。考えすぎかもしれません。もっと気持ちに余裕を持ちたいです。

 

 結局、200ミリぐらいのアングルで勝負。キハ120でアングル確認、そして昼過ぎになり、ゆっくりとS字をなぞってきたキハ58を撮影。左手の森の影が落ちてきているので切り位置は狭く、緊張感たっぷりな撮影となりました。





2010年5月9日 因美線 美作河井-知和


 やっぱり国鉄色はよろしいですな。

 

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