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梅雨時の晴れ間 [○大糸線]

 梅雨は確かにジメっとして辛いといえばつらいけれど、小さい頃は涼しくなっていいわー、と思っていました。

 むしろどんどん暑くなっていく5月の方が辛くて、体もよく壊しました。小さい頃はあまり5月のいい思い出がありません。

 よくよく考えたら、晴れろー晴れろーとか言い出したのは写真撮るようになってから。人間って何とも自分勝手なもんです。



 写真撮るようになってからは天気にうるさくなりました。先日出した鵜川の写真も、翌日晴れ予報の大糸への移動中だから撮ってるというわけです。ここ10年見返しても、ついで撮りはあっても雨の日にわざわざ撮影に行っている日は皆無ではないかと・・・。

 ちょっと考え直した方がいいのかなと思う今日この頃。雨の日も、味わいがあっていいものですよね。





 そうは言うものの、ずっと天気悪いのが続く中でパッと晴れ間が見えて日が射すとこれがまた気持ちいいのでやはりいいですよね。そういう日に撮影に行けると何とも幸せです。

 緑は濃く生き生きと。空はさわやかに、透き通るがごとく青く、そして、雨上がりだと湿気がぬけてどことなく涼しくて・・・。



 先日の写真を撮った翌日の大糸では、午前中だけながら晴れに恵まれました。スカッと晴れ渡るところまでは行きませんでしたが、何枚かご紹介・・・。





 夜、現地着、泊。翌朝、南小谷は宮本の諏訪神社前のスノーシェッドへ。ここは定番地ですね・・・。昨年の2月にも大入りでしたが、この時もたくさんおいでだったと記憶しております。

 場所は神社の前を横切る細い道。森の中みたいなものなので、どこかひんやりとして、むしろ寒いぐらい。でも軽く漂う湿り気を帯びた空気が心地よい。でも望遠レンズで遠くをのぞけば、ちょっと弱いながらも朝日が射してどこかあたたかい感じ。これが山里の朝、といった感じなのかなあ。





 定時、踏切の警報機の音。2機のDMH17Hエンジンの重々しい唸りが、朝の空気を破り、そしてすぐにスノーシェッドの奥でツートンが顔を出しました。そして、ただ1発だけ、シャッターを切りました。




2005年6月19日 大糸線 南小谷―中土



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