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キハ52 156先頭の3連 [○大糸線]

 南小谷行きの後、折り返し臨時普通列車として南小谷-糸魚川間を1往復運行した。次はゴーニ先頭。今ならもっと違う場所で撮りそうだが、この時は第5鉄橋のたもとから編成撮り。



 とはいっても、自然を取り込みたいというポリシーは一貫させたい所。やはり6月の晴れだから生気いっぱいの緑を入れたい所だと考えた。そこでヨコ位置が大半の中で一人タテ位置で切り込み、緑を画面の2/3ぐらい入れてみた。あと鉄橋の右端を入れるか悩んだが、カーブの奥で切ることにして、カットした。



 そして、ここは制限25キロの急カーブ上の鉄橋だから、切り位置は吟味できる。定時、ゆっくりと鉄橋を渡ってきたところで1枚、シャッターを切った。半逆光にきらめく緑と、ディーゼルエンジンの紫煙が印象的だった。





2005年6月19日 大糸線 中土-北小谷


 糸魚川のキハ52系3兄弟は、生まれてこの方一度も北陸を離れたことがなかった車両たちだったと記憶しているが、この時の撮影から5年たって最後の時がやってきた。そして3両とも離れ離れとなった。長男115は岡山県津山市で静かに眠っている。1回見に行ったが独り見知らぬ土地にやって来たものだからどこか寂しそうな感じがした。でも今は顔なじみのカネゴンことDD15が来たからそうでもない?

 一番元気だった二男125には新たな活躍の場が与えられた。塗装は赤ツートンに変わってこれまでゴーニが配属されたことのなかった房総の地で余生を送ることになった。イメージは合わないが、キハ20と52はやはり違う。1両だけでもかろうじて生き残ってくれてよかったと思っている。

 さて、一番病弱だった三男156はwikiによると地元糸魚川市に寄贈という話が出ているらしい。糸魚川小学校前には大糸線で活躍したC12がきれいに保存されているので静態保存するにしてもちゃんとやってくれそうな気もするが、さてどうなることやら・・・(2011.8.24追記・・・糸魚川市が156を譲り受けて煉瓦庫の一部とともにモニュメントとして展示するとの報道がなされたようです)。

 

 

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