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ハゼの木 [紀勢]

 雪、すごいですねえ・・・。

 こちらでは雪降っていないですが、ものの見事に冷え込んでいます。紅葉、きれいだったです。でも雪すごそうです・・・。

 生活する上では邪魔なことこの上ない雪ですが(来年から他人事でなくなるカモ)、写真を撮る上ではこれほど題材になるものはありません。何とか撮りたい。



 でも、ここまで降りっぱなしだとなかなか撮影に行くにはハードル高いです。そもそも、まだ雪が降るはずではなかったので計画イチから練り直しです。困りました。



 こういうときとなると南国での撮影に向かいたくなります。私の中では最近、南国=紀勢線なので、紀勢線の写真でも。



 常緑のイメージが強い紀勢線。確かに常緑樹が多い。でも場所によっては新緑もするし、紅葉もする。茶色っぽくなることが多いのですが、先日行ってきたところ今年は赤色が残り、きれいでした。



 それとはまた別に、12月下旬になるとハゼの葉が紅く色づきます。ハゼは俳句の世界では秋の季語。温暖な土地に自生している植物で、南紀でも線路際に生えてるのですが、これが綺麗。



 ベストのタイミングを狙いたくなるところですが、なかなか・・・。今年こそ何とかしたいな。




2010年12月23日 紀勢本線 紀伊市木‐阿田和


 こうやって書きつつ連想を膨らましていると、やっぱり「よくある日本の風景」のイメージとはちょっと異なった世界が広がっているのは確かなのかな・・・。

 線路や国道のあるところには結構な数の人が住んでいるので「秘境」という感覚は全くないのですが、一歩山の中に入れば無人の山の中が広がっていますし、ふと山の上の方を見上げると絶壁から滝が流れ落ちたりしていますから(特に大雨の後はそこかしこで・・・那智の滝をスケールダウンしたような)、よく考えたらなかなかすごいところなのかもしれません。



 そんな南紀ですが、先日出かけてみると馬越峠区間だけ高速が出来ていました。尾鷲まで来年度中にできあがる予定だそうで、名古屋側からのアクセスが飛躍的に良くなりそう、です。



 京阪神に住んでいると、高速未開業の時は白浜でもはるかかなた(一般国道で6時間ぐらい)、新宮や熊野なんて想像もつかない、という感じだったのですが、すでに白浜まで2時間台、新鹿まで4時間以内。この20年で一気に行きやすくなったというところなのでしょうか。紀勢東線沿線の高速道路開業でさらに行きやすくなります。最後の締めというところなのでしょうか・・・。



 つい何も変化していないように思ってしまうのですが、こう考えると変化し続けているんですね。



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