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大糸北線についてのプレス発表 [○大糸線]

ついに来たというべきか、洪水後も復旧して残っていることがすごかったのかもしれませんが、

「大糸線沿線の活性化および持続可能な路線としての方策検討の開始について」
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220203_01_ooito.pdf

明確に廃線とは書いていませんし、どうなるかわかりませんが、
「未来に資する持続可能な路線としての方策」という背景に経営収支が厳しいということが当然前提として含まれていると想像されます。廃線も検討案として入っているのでしょう、と想像してしまいます。

現役最後のキハ52を擁した大糸北線は私にとっては大変思い出深い路線ですが、
それだけに現実もよくわかっています。
特定のシーズンになると急行きたぐにからの乗り換え客で満席になることもありましたが、
普段は閑散。
キハ120が入って10年以上たっていますが、もうあまりファンの姿も多くないことでしょう。

北陸新幹線開業後は離れ小島のように残っているJR西の路線。

ああ、私はキハ120でもいいから、もう少し撮りたいシーンがあるんだけど・・・。

もちろん、何かの間違いでキハ52が帰ってきたらこっちは大変なことになるんですが。
あ、雪月花の定期入線も大歓迎ですよ。
すぐ南に白馬とかがある、大観光地エリアなのですよね・・・。

もはやキハ120しか走っていないこの路線を1日マジメに撮りまわった日がありました。
見返してみると、ML信州の流れだったようです。
大体の撮影地は全て健在でした・・・ってその頃の記事にかいたような気がします。
実際、ほぼ迷わず撮りまわることができました。
今はどうなっているのでしょうか。
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2016.8.11 北小谷-中土
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夕暮れ [○大糸線]

 明日が、ダイヤ改正前の最終日です。

 5年前は、3月の12日がラストでした。

 今年のダイヤ改正前は、家の近くから静かに183を見送ることで終えそうです。

 

 5年前の時は、最終日前日の11日に撮影に行きました。

 天気が良かったわけでもなく、かろうじて淡雪が午前中積もっていたぐらい。

 雪国の冬の終わりの日常でした。

 それでも夕方ごろから日が差し、夕暮れを見ることができました。

 根知交換の2本を撮って、その日の撮影は終了。

 最終日を控えてか、同業者の方が次第に多くなる中、一足早く、糸魚川から帰りました。





2010.3.11 大糸線 頸城大野駅


 ゴーニ最後のカット、から2枚目。

 淡いオレンジと青に包まれ、惜別の時となりました。

 

 あの色が、脳裏からなかなか離れませんでした。



 それから2週間、呆然としつづけた、そんな3月から、5年。





 雪国の四季のことを教えてくれた大糸北線。

 あの時の経験は、長野に赴任してきても、何をどう撮ればいいか教えてくれました。

 車両はいつか去ります。でも、それ以外のものは、形をかえて残り続ける。この地にやってきて、そう思いました。

 何か撮りたい主題さえあれば、なんとかなる。そう思います。

 だから、5年たって、どこか静かに過ごすことができているような気がします。



 ダイヤ改正を、今度も越えていきたいと思います。



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1日を終えて [○大糸線]

 車の免許は持っていたけれど、なかなか運転に自信が持てなかったので、まだまだ単独行動の時は数少ない列車を使って、徒歩で歩き回っていた、このころ。

 今となっては、この時の写真に、今とは違った風に心に入ってくるようで。

 ずっと鉄道のそばにいて、何気ないことを見つけては、さあ、なんでもいいから撮ろうという気に、自然となれました。

 1日の撮影を終えて。上りの急行「きたぐに」が糸魚川に到着するのは1時20分。だから、最終列車まで、適当な駅で降りながらバルブしたりしていました。

 その時のカットから。

 今度は、こういうカットを求めて、どこかふらりと旅に出たい。今はそんな気持ちです。





2010.2.22 大糸線 平岩駅


 雨飾山が見える場所から降りてきて、午後6時。夜になりつつある平岩駅。






2010.2.22 大糸線 平岩駅












2010.2.21 大糸線 中土駅


(原文)

漆黒の闇に浮かぶ雪に埋もれた駅。


聞こえる音は渓谷を流れる水音だけ。


集落に上がる道で一人待つ間の寒さと心細さ。


突然、やってきたキハ52は、


僅かな停車ののち赤いテールランプを残して走り去った。


後には、無人の駅と闇だけが残された。


(回想)

 駅から徒歩5分少々の場所なのですが、本当に暗くて、人気もなくて。

 徒歩で回っていますから当然車で待機しておくというわけにもいかない。

 この辺り、徒歩でないと感じられない感覚です。









2010.2.21 糸魚川駅


(原文)


最終列車が終着駅に到着した。


今日も御苦労さま。あと3週間がんばって。


キハ52と運命を共にする煉瓦庫には、


古参のキハ52、DD16ラッセルと新参のキハ120。


みんなそろってどんな会話をしているのだろうか。


(回想)


 上の列車を撮った後、折り返しの最終列車に揺られて糸魚川の駅に到着しました。

 すぐに翌日の運用に向けて機回しされてしまうので、撮影タイムは非常に短い中でしたが、事前検討をしておいた場所から煉瓦庫のDD16と120とともに撮影しました。

 DD16はこの後今シーズンまで活躍をつづけましたが、北陸新幹線開業というこの節目、引退することになったようで松任に回送されてしまいました。

 あのころの生き証人が、また去っていきました。



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雨飾山 [○大糸線]

 雨飾山はちょうど妙高山の裏側にある山で、糸魚川の南東の方にはっきりと見えます。

 ご存知の方も多いかとは思いますが、平岩あたりからも山を登れば、渓谷に沿ってゆく姿を見ることができました。

 

 午後、特に徒歩で回っているときはこの撮影地で過ごすことが多かったです。

 この日も平岩駅から歩いてここまで行きました。途中かんじきはいて進んで、40分ぐらいだったでしょうか・・・。

 午後になり雪が溶け始めていましたが、何度も通って、冬場にきれいに山が見えたのはこの日だけでした。

 光が明るかったです。





2010.2.22 大糸線 小滝-平岩


 今、最後の寒波が北国に到来しています。これが終わると、もう大して降らないといわれています。この晩、信越のラッセルが走るのでしょうか。走るとしたらたぶん最後でしょうね。大糸もDD16が糸魚川を去ったということですが、どうするのでしょう。

 ともかくも。もうすぐ、冬、終わりです。



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春ちかし [○大糸線]

 北小谷の定番地、くの字の撮影地。



 明るい日差しの中、焼きタラコのゴーニがしずしずと登場。



 タラコは色があせ、さびさびぐらいが渋くていいのですが、156の現役最後のころはまさにそんな感じ。

 いい意味で「泣かせる」被写体でした。





2010.2.22 大糸線 北小谷-中土




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定番地 宮本踏切 [○大糸線]

 定番地にて。ちょっとかすんでますが。

 タラコだったためか、撮影地は多少閑散としていたような、覚えがあります。

 





2010.2.22 大糸線 南小谷-中土



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李平 [○大糸線]

 北小谷の少し北にある集落は、李平という、何とも風流なお名前の集落。

 信州らしさのある集落、そのそばをゆく姿をいろんな角度から撮ることができました。

 大糸北線らしさを思わせるポイントはいくつもありますが、私はこのあたり好きですね。結構な回数、この辺りで撮りました。

 長野に赴任することが決まった時、この場所のことをすぐ、思いました。



 いろんな撮り方が可能だったのですが、結局撮り切れなかったですね・・・。

 この日は、定番地から少しひねって1枚。

 



2010.2.21 大糸線 平岩-北小谷



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降り始めた [○大糸線]

 2月中旬というとまだまだ天気は不安定。
 晴れているかと思うと、急に曇り始めて、雪が本降り。

 慌てて下界へ・・・。





2010.2.13 大糸線 中土-南小谷


 雪にかすむツートン。何度見ても飽きなかった、いや、ゴーニの表情は雪国が似合う、などと・・・。

 そんなことを思っていたことを、ふと。



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立山俯瞰 [○大糸線]

 かんじきを履いて、ラッセルすること1時間半。

 普段なら車で登れる場所でしたが、豪雪地帯の当地、除雪されるわけがなく。



 目の前に広がる絶景。

 冬の俯瞰登りはリスクもありますが、爽快です。





2010.2.14 大糸線 北小谷-中土



 最近、大糸北線の夜間ラッセル撮りに行った時、頸城大野で始発を待っているとキハ120の2連で登場・・・。

 冬場限定かもしれませんが、もしかしたらこの場所で2連が撮れるかも、とか思ったりしています。

 すっかり地味な路線になってしまいましたが、廃線の恐れがあるのは事実。

 富山に行ったついでに極力立ち寄るようにしていますが、ちょっと、関心が湧いてきております。



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降りやんだ、朝 [○大糸線]

 お気に入りだった撮影地。

 25パーミルが続くトンネルを延々と登って、キハ52が信州の里に登場する場所。



 前夜、降った雪で風景が彩られていました。望み通り。





2010.2.14 大糸線 平岩-北小谷




 エンジンの音が谷に響き渡る。今日も力強い足取り。



 そして、足元をかすめて、遠くでタイフォン一声。



 たった1両だけども、大自然の中に、村の中に、どこか息づいていた。

 それが私にとってのキハ52。


おわび


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