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古城へ向かう道より [○因美線]

 T君がまたまた峠を越えて撮影地を移動するということだったので、せっかくなのでまたまた便乗。古くからの仲間と言うのはこういうときに本当に助かります。いつもありがとう。





 側面は当たらず、かろうじて面に陽のあたるスポットが1か所だけあるという場所ではありましたが、画面奥の山深い雰囲気とふもとの人里の雰囲気の調和ぶりが気に入ったので気合いを入れてアングルを試行錯誤・・・。結果、35ミリでまとめてみました。



2010年5月9日 因美線 美作河井-知和


 ここのいいところは何と言っても新緑する木々が結構多い上に山里の雰囲気が出せること!林業が盛んなこの地域、新緑する木々が多い山は限られます。


気に入ったので11月の運転の時も狙っていたのですが、紅葉の色づきが遅く断念しました。





 キハ47の更新タラコでもいいから狙ってみたいと思っています。



肩を寄せ合う、山里の集落にて [○因美線]

 昨日の記事の写真を撮った後、下で撮っているT君たちが車で那岐まで行くということだったので、便乗したく走って下山。この時ばかりは毎日走っているのが利きました。向こうに迷惑かけない感じで県道まで降りることができ、T君のハンドルで7分前に到着。

 到着後、大急ぎで2台構え。1台当たり3分・・・(汗)。



 間もなく駅から盛大にノロシ・・・が上がりました。スローライフで使っていたゴハチは、あんまり使ってないから?か四国のゴハチみたいに白煙が上がる写真を時々見掛けましたが、この日のはものすごい煙でした。この時の爆煙は4VK(冷房電源用エンジン)始動のためらしいです(これにつきコメント御礼。13日に訂正)。



 思ったより枝が張り出していて、しかも少し開きすぎたせいもあって2台目は・・・でしたが、取りあえずレリーズ押しっ放しで押さえたデジの方は何とか決まっていました。







 新緑に包まれた山里の集落の光景、心あたたまるものがありました。淡い新緑、木々に絡まるフジの花・・・那岐はもう少しいろいろと撮ってみたいところです。







2010年5月9日 因美線 那岐駅



逆光気味、光る緑と国鉄色 [○因美線]

 せっかく因美線という比較的近いながらもロケのいい路線を国鉄色のキハ58が走っていながら、やはりカン無の方が現役っぽいし、ということで長らく敬遠。キハ58+28になってから長い間行かずでした。





 そんな重い腰をあげたのは最初行ってからナント3年たった2010年の5月。ここだけは押さえたい・・・というポイントがあり、カンもあまり目立たないデザインになったしちょうどいい、ということで出撃しました。





 キョーレツにきつい坂道を登って撮影地に到着。眼下には谷間を行くS字とそれを包むような新緑と。これを見るだけで気分がスカッとする。それが俯瞰撮影の魅力?だと思うのですが・・・。

 私の場合、性格ゆえか、着いてから割合すぐに「ああでもないこうでもない・・・」と頭を抱えてることが多いような気がします。この日の場合、下に立っている鉄ちゃんたちをカツくかわすとなるとアングルが制限されるが、どうしようか・・・とか、新緑をどれくらい入れるか・・・とか。

 この辺りは楽しいのか、満足いかないカットを撮りたくないから緊張してるのか、当の本人でも判断に悩みますが、大抵帰ってきてから上がりを見てホッと一息ついていることが多いような気もします。考えすぎかもしれません。もっと気持ちに余裕を持ちたいです。

 

 結局、200ミリぐらいのアングルで勝負。キハ120でアングル確認、そして昼過ぎになり、ゆっくりとS字をなぞってきたキハ58を撮影。左手の森の影が落ちてきているので切り位置は狭く、緊張感たっぷりな撮影となりました。





2010年5月9日 因美線 美作河井-知和


 やっぱり国鉄色はよろしいですな。

 

新緑の谷を渡る [○因美線]

 後に追っかけ組の車列に入らなくても物見峠を越えて追っかけられることを知りましたが、この時はそのようなことなどつゆ考えず、鉄橋たもとの定番位置で撮影することに。HMめだつけど・・・やっぱロクゴだしねえ。せっかくだからしっかり撮りたいということで、智頭行きが通過した後に場所取り、カメラを構えました。

 普通に編成撮り、というのもゆっくりと通過してくれたので現にカメラ振れば撮れましたが、やはり私はせっかくの新緑をしっかり入れたい・・・と思ってメインはやや広げた構図に。



 まず智頭行きのキハ120通過。この時点で曇り。ウムム。さっきの智頭行きは直前晴れ全開で逆に少し困ったというのに、バリ順撮影地ゆえ一番晴れてほしいこの場所で晴れないとはナニゴト?もちろん居並ぶ皆さま方も同じでしょう。少し重い雰囲気に。

 しかし、ここで皆さま方の念力が雲を突き破ったか、通過前から急速に晴れはじめ、谷間に燦々と日が射し始めました。15時30分。タイフォン一声、そしてゆっくりと、因美線きってのひのき舞台に日本唯一の国鉄色ロクゴさまが御降臨ー。



 結果、無事晴れで通過。予報は曇りだったのであまり期待していなかったけど、これだけ成果上がったら十分すぎるー、という気持ちで帰ることができました。



2007年5月5日 因美線 美作河井-知和








 でも、あとから見返しても、やっぱ、カンが余計かも(汗)。



スローライフ [○因美線]

 鉄的には因美線の「みまさかスローライフ列車」、変なカンが付くとはいえここ数年ゴハチで走ってくれていたので、なんだかんだ言って重要課題でした。今年からはキハ47の更新タラコに変更とはいえ走らせる、ということでJR西のやる気を感じておりましたが、震災関連の自粛ムードでこの連休は運転なし。今後果たしてどうなるでしょうか。



 さてさて、スローライフが走り始めたのは2007年の連休シーズン。この年は運転日をたくさん設定し、四国から国鉄色ゴハチ+ロクゴを借りてくるというやる気の入れよう。これで無装飾だったら完璧なんだけどなあ・・・とは思いましたが、出撃。

 この日、午前中は時々日が射すものの曇りがちの天気。当時因美南線の一部の普通列車に入っていたキハ40(ツチノコ色だけど・・・)などを押さえつつロケハンしつつで午前中を終え、昼過ぎに狙いの列車です。美作滝尾付近で押さえた後、美作加茂の停車で追い抜いて松ほうき鉄橋で次の2発目。ここで良くあることですが、後から来た追っかけ鉄が鉄橋のたもとに車を停車。仕方ないので上に振って、鉄橋の上の新緑をできるだけ入れる構図に急きょ変更・・・。


 しばらくして撮り鉄大集結の中、国鉄色が本当にゆっくりと鉄橋を渡ってきました。

 急行列車が走っていた時代から10年弱、岡山―鳥取を結ぶ亜幹線から中国地方有数のローカル線に転落した因美南線は線路の保守が切り詰められてカーブの通過速度が各所で厳しく設定され、最徐行で通過・・・というところがたくさんあります。中国地方のローカル線だとこういうところが多く設定されていて、芸備線なんかだと「制限25キロ、雨10キロ」なんていう恐ろしいところも。

 松ほうき鉄橋も徐行箇所のうちの一つ。だからイベント列車だけでなく、普通列車も最徐行。これでいいのかな・・・と考えさせられるものがありました。


 とはいえ、最徐行ゆえシャッターチャンスもつかみやすいものだから、やはりありがたかったです。当時は一発だけのことが多かったですが、この日はアングルを変え2発、シャッターを切りました。





2007年5月5日 因美線 知和-美作河井

 それにしても、逆光気味の光線なもんだから、原版からスキャンするにしても色の調整が難しい!何とかそれっぽくはしたけど、だいぶイメージ違うのは御愛嬌かな?もっと原版には何というか、柔らかさがあるんですけどね。フィルムはデジとはやはり違う世界を写し込んでるのかな、と思ったりもします。

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