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しばらくぶりの帰国 [○越後線]

はるか3年がたち、ようやく日本に少しばかり帰ってきているのだけど、

みんな元気かな

ついたころには桜がちょうど散ったくらい、八重桜が咲いていました。

写真は3年前の分水

とりあえず仕事しかしていなかったからのんびりしたいですね。

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こんなシーンにまた出会いたい [○越後線]

ある海雪の日に、思い切って柏崎で一泊して、
何時間も遅れてやってくる、列車を延々と待った日のこと。

その雪の抱え込み方は、まさに豪雪の日の列車の姿そのものでした。

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今年も、大雪の年だから、こういう風景がくりひろげられているのでしょうか・・・?

この撮影の日から、「スイッチオン」になったのを思い出します。
絵作りの目標!情熱を注ぐことができるもの!
これほど大切なものはありません。

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泣いて、笑って [○越後線]

もっといい条件を追求したかった。粟生津の夕暮れ。
この日は、目の前できれいに夕陽が山に沈んだ。きっと車体はきれいなシルエットになっただろう。
残念ながらその時間には列車は来てくれなかった。

とはいえ、西に向かって小さな山だけがありすぐ向こうは地平線。列島が南北に向きを変える東の国ならでは。夕陽がただただ映える。




今、日本から見て地球の裏側の国にいて、もうこの地で115系を見ることができる機会はごくわずかだろう。
でも、どこで撮っていた時よりも、不思議な充実感を感じながら、撮っていた。

これからも顔を出せると、いいなと思う。


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今日で私の連載を終えます。次は寄稿になります。佳境に入りました、185系踊り子の夏景色。
よろしくお願いします。


タグ:115系 越後線
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昼の静けさ [○越後線]

越後線の特に南半分は列車本数が少ない。朝が終わると10時、13時、そして夕方。
決して人が住んでいないわけでもないのだけれど、路線が人の流れに沿っていない。
沿線の人々は長岡にバスや車で向かってしまうらしい。確かに、主要な駅で越後交通のバスの姿をよく目にした。
とはいえ、そのダイヤのおかげでのんびり、ゆっくり休みながらの撮影。
土日ゆったりして、気持ちを整えて、戻って、というスタイルが無理なく実現できるというありがたさを感じるところだった。



逆光でも、里山に稲がきらめく。北国の夏。


タグ:115系 越後線 N33
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夕陽に影を落として [○越後線]

新潟は日本海側らしく曇りの日が多い。時々日が差して、そんな変化に妙な感動を覚える。
スカッと晴れる日もあるけど、たいてい夕方になると雲がわいてくる。それが、日常。

夕陽が見れること自体が貴重だけど、薄い雲に隠れてよくわからない感じで夕陽が出ているという日も結構ある。
まあ、すごくリスキーで成果を予想できないから、昔は確実に晴れが保証される天気図が出ない限り新潟の方には行こうとしていなかった。遠かったのが一番大きいけど、山の中に赴任してからもそんな感じ。習い性というか、バイアスというか。
しかし、腰を据えて撮るようになって気が付いた。雲の間から夕陽がのぞくから、光はやや弱いかもしれないが不思議な色の空間が広がる、ように感じた。
カメラというものはラチチュードが狭いから、あの「妙な感動」を残すのは難しいのだけれど、
デジタルの時代なのだから何でもできるかもしれない、といろいろ実験するようになった。



何度でも回数を重ねて、その場に行って、頭を使うんだ。
どんなに苦しい環境であっても、必ず発見がある。手がかりがある。


そんな内容のことをこの土地で出会った仲間に言われたことがあった。

そうやって試行錯誤をしていたのだが、しかし、日常的に写真を撮れなくなる日がすぐに来るなんて思ってもいなかった。
タグ:越後線 115系
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弥彦山 [○越後線]

越後平野に立つとよく目立つ弥彦山。
かつては孤島だったところ、近世以降に開拓が進められ、各地から移民がやってきて、だんだんと陸続きになったというお話。
新潟では弥彦は信仰の対象で、弥彦神社は越後開拓の神様。
西日が降りていく姿は神々しかった。
滋賀県に縁ある人間としては、比良山や比叡山に太陽が降りていく感じ(ローカルすぎてわからないか)
何度となくチャレンジしたが、完全に思い通りという画面は結局撮れなかった。
とはいえ、赤塚や岩室から粟生津にかけての姿がいつも印象的で、何度も通った。
こうなると、銀箱ばかりになっても、チャレンジし続けようとするんだろうか。



何か心ひかれるものがあり、また列車本数が少なかったので、撮影の合間を見て弥彦神社や新潟市の白山神社に参拝していた。

一時帰国の時にまた訪れよう、と思っている。


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蓮の花 [○越後線]

新潟県は何地方?とても難しい質問。そもそも広いし、いろんな要素が混じりあっている地域だから。

しかし一つ言えるのは、一面として、北陸からひとつながりにつながっているということ。
お盆前になると仏壇に供える大輪の蓮の花が沿線を彩る。
同じような光景を10年近く前、北陸線の沿線で眺めていた。





あの時やってきたのは日本海、雷鳥、貨物、419や475、そして臨の489。
しかしこれほどの快晴の日に巡り合うことはなかった。
新潟の夏は時に雲ひとつない快晴という日がある。なぜだかわからないのだけれど。
普段は雲の多い土地だけど、爽快な気持ちにさせてくれる日が必ず来る。そして、その日に巡り合った。


春から夏にかけ毎週、花の話題に事欠かないこの路線。梅、桜からアジサイ、ひまわりなど。
すべては撮りきれなかったけれど、やきもきしたのもいい思い出。
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越後 夏の日々をめぐって [○越後線]

関西からは見れば、なんとなくつながりを感じなくもないけど、ともかく遠い国、新潟。
新潟にはJR東管内では最後の115系が走っている。
去年は縁あってせっせと通っていた。
おそらく海外赴任から戻ったころにはもう彼らの姿はないだろうが、今まで巡り合うことがなかった情景に出会うことができた。
新潟で良き知り合いに多数恵まれたのもうれしかったこと。
元来田舎育ちの私にとって、あらゆるものがどこか懐かしかったけど、ともかく障害物なく風景が広がっていて、心の片隅で思っていた画面がとりやすいところだった。

暑い夏の日、稲穂を揺らす風を待ちながらカメラを構えていた日々を遠い国で車を運転していてもふと思い出す。

越後平野は収穫の季節に入った模様。かなうものなら、もう少し取り組んでみたかった場所。しばらく、去年の夏の写真で一つ、お話。しばらく、連載します。



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