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鉄している時の、食事のこと [雑記]

 いつぞやの撮影日記をひも解いては、時々見ています。

 

 歩き鉄の時というのが、ある意味で一番面白いかもしれません。いくら頑張っても時速10キロ程度にしかならない移動能力で、どのように撮るか…。極限まで効率を上げようとすると、すさまじく辛いものです。

 その一方、車で行くと見えないものに気が付くことが多いので、何か撮りたいものを見つけたいときには積極的にやるべきなのかもしれません。





 さて、歩き鉄の時の、大体の食事パターンはというと・・・、



  

朝:おにぎり2個 昼:菓子パン1個 夜:定食屋

  朝昼:スナックパン1袋を少しずつ食べていく 夜:普通に食べる


 朝昼は絶食しない程度に少しずつ食べておいて、日中は荷物担いで歩きまわり、晩飯だけはそこそこ食べる、というパターンがほとんどのようです。

 とりあえず何か少しでも食べておくことが肝心みたいです。それでも今のところの経験上、1週間ぐらいは睡眠時間ギリギリであれ、無休でやっていけました。

 アホか、と言われたら、ハイと答えざるを得ないです…。







 ある時、前日に朝食確保するのを忘れてしまい、朝食を食べられない日がありました。日によっては、寝坊したせいで撮影する列車に間に合わせるには走るしかなかった日がありました。



 歩いているor走っている間は意外と何とかなるもので、ガンガンいけました。撮影地に到着、緊張感の中で1列車撮影、ホッと息をつくと・・・。



 一気に疲労が押し寄せてきました。その場にへたり込んで1時間、しばらくして何とか次の策を考えて移動、また撮影、次は・・・という感じで何とか1日動くことはできるのですが、その日は頑張って山登りしようとか、超距離歩いてどっかに向かおうなんて気持ちには全くなれませんでした。

 これまで出先で2度、日常生活で1度やってしまっているこのパターン。やはり思うように活動できないので、体力命!な撮り方をしている鉄で朝飯ナシというのは全く勧められることではなさそうです。

 3年前にお亡くなりになられた真島満秀氏も、おろそかになりがちではあるが食事だけはしっかりと・・・とどこかに書いておられたと記憶しています。プロであれ、この点は全く関係なさそうです。



 車の場合は問題が起きにくいでしょう。とりあえず車の中に何か置いておけばいいですし、なくなっても車で少し移動したら何かあるので、何とかなります。だから食べないなんてことはしないように気をつける、というだけの問題です。しかし歩きだと・・・そのような考えで行くと大失敗します。移動能力が低いのでともかく時間がないとか、どうやってもその場で手に入らないとか、ざらです。



 そんな私の、歩き鉄での経験からすると、「減らすこと」と「時間をずらすこと」はできても、「まったく食べない」ということはできないようです。

 さらに、朝食だけは例外的に起きたらすぐ食べないといけないもので、でないと1日の行動力にさし障るようです。後で食べたらいい、という考えで突っ走るとエライ目に遭います。





 皆さん、間違ってもこんな環境でそんなことをしないようにしてくださいませ(汗)。

 この日は一応食事は持っていたのですが、前日に一人飲み会→寝坊で暇なし&駅からずっと坂道&その後は気温35度の炎天下での撮影で飲料が底をつき、なけなしのスナックパン1袋は気が付いたらトンビに全て奪われ・・・で、史上最悪の条件の日でした。





2010年 8月24日 山陰本線 宇田郷‐須佐



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