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雨のにおい [○湖西線]

 田舎育ちの私、雨が降る前となればカエルがわーと大合唱し始めて、そしてしばらくして雨がざーざー降ってくる・・・という繰り返しが、かつては日常でした。

 今住んでいる所でもどこからともなくあの声が聞こえてくるのに最近気づきましたが、田んぼは近所にないし、よく気をつけないとそれと分からないぐらいのものです。どこからなんだろう・・・声の主の姿すら見たことないので、家でそんなことをよく話しています。

 田んぼばっかりの所だと、それこそそこいら中にカエルはいるので、それはそれはものすごい大合唱。小さい頃、あの小さないきものがあんな声を発しているとは思ってもいませんでした。





 大糸線に行く道すがら、鵜川に寄っていったことがありました。

 意気揚々と電車に乗り込んだ頃はしっかり晴れておりましたが、着いた頃には雲崩壊でどん曇り。さすがに何もせずはなあ・・・と北斜面から34号、33号を撮ることにしました。

 休耕田の中をよじ登って、何とか立てそうな場所に。しばらくすると、だんだんと肌で感じる湿気は生ぬるいものに。ああ、あの感覚だ・・・。

 そして、あの何とも言えない、ほこりが焦げたような不思議なにおいがしてきました。もう雨が降る前らしい。

 さらに、草いきれの頭をどこか締め付けるようなにおい・・・がしてくる。

 昔々の日常の光景が目に浮かびました。決して気持ちのいいものでもないのだけれど、どこか忘れられない微妙な感覚です。

 しばらくして、カエルが鳴きはじめました。もうすぐ降るぞー、バンザーイ。なんだか、そんな声に聞こえてこなくもない、今日の大合唱。

 そして、タタタトトト、と音が鳴り始める。雨が水田を打つ音。降り始めたか・・・。

 しとしとと降り始めてあまり間もなく、いつものように雷鳥は走り去っていきました。雨の日も、晴れの日も、そして今日も変わらず。雨に濡れた紅いテールランプは、この日はどこか印象的でした。





2005年6月18日 湖西線 近江高島-北小松


 それにしても、雨の時の写真は難しい・・・です。デジの普及で露出云々という時代でなくなったのでそれは置いておくとしても、なかなか思い通りのイメージに近づかないです。また、雨の中で撮るのは精神的にチョット辛い。

 もっとチャレンジするべきなのかもしれませんが、するかなあ・・・。


訂正(2011.6.7)


残念!梅雨入りナリ! [東北]

 今年の梅雨入りはずいぶんと早いですね。例年6月入ってしばらくしてからだと思うのですが、ここまで早いとは・・・。



 まあ、せいぜい雑務にせいをだしますかね・・・。次の出撃は本気で7月下旬かもしれん・・・苦笑。





 普通、入梅前といえばバリ晴れの代名詞。スカッと抜けのいい晴れの中激Vを量産するべき季節なのですが、今年はそれどころか、(まあ忙しいのもありますが)4月から一切出撃せず。だんだん肌の色が白くなってきています。サイトの管理人殿曰く「貴公子♪」だって。ええかげんにせんかい、といいたくなりました(怒)。





 梅雨時期ってこの10年見返してほとんど出撃してないものだから、これからネタに困りそう・・・。



 まあ、恨みの気持ちを込めて(苦笑)入梅前の写真を主に出します。まずは、今話題の客車急行である、202レ急行「はまなす」にご登場願いましょう。
※今年は6月15日で梅雨入りしてしまいましたが、まだまだチャンスはあるかも!津軽線まで激V狙いにいく元気のあるお方は是非行ってください。霧がでるので天気予報に加え風向き、湿度などに留意するのがポイントらしいです。(道南も同じく難度高いらしいですね)
私は・・・無理っす(汗)



 4日に休みを入れられたので、3日間ツアーを企画。4日は急行きたぐにで金沢入りして、レンタカーで富山へ。日本海を水橋で撮り、午前中は高山線で国鉄色ゴハチを撮った後、ボンの集約臨を撮るべく敦賀へ南下、無事迎撃した後金沢に戻って泊。

 5日はドン曇りだったこともあり午前中いっぱい爆睡した後移動、信越線で北越8号を狙うべくKさんと合流。撮影後、ひたすら北へ北へ。青森に着いて、健康ランド泊。

 翌朝、中小国を目指すも、途中から竜巻が立ち上るかのようなモノスゴイ霧のカタマリが、津軽半島の北部を覆っておりました・・・。予報ハズレ。途中まで行ったけど、もうどうしようもない霧だったので南下。途中、原型釜先頭が凛々しかった「北斗星」は時間切れのため見る鉄。ケータイとカーナビを駆使して撮影地探索し、即興で油川の撮影地を探し出してカメラを構えました。



 ついてみると朝も早くからすでに大入り。しかも、何でかわからないけれど、関西弁ばっかり聞こえてきます。うーん、1200キロ果てで関西弁が聞けるとは思わなんだ。やっぱり人気なんだなあ。



 これだけの人数が早朝から大集結となると人里だけに地元の方とのトラブルも絶えないようで、私有地立ち入り→排除なんていう話も聞こえてきます。こりゃえらいとこ来たなあ・・・。





 EH500の貨物で試し切りしアングル調整。とりあえず2台セット。







 さあ踏切が鳴った、という時に・・・。



 すーっと目の前の道をおばちゃんチャリが通過。一同、固まる。早く通り過ぎろーーーー汗汗汗。




2010年6月6日 津軽線 津軽宮田-油川


 結局、私はたまたま立った位置がよかったので、ギリギリでかわすことができました。



 当初のもくろみ通り、面にしっかり日の当たる中小国で撮ってみたかったし、釜はマゲ付きでしたから、本当に力の入っている方々からすればまだまだ・・・なんでしょうが、釜はED75-700から改造されたED79、編成は14系座席、寝台の混結という、かつての客車急行そのものの編成の列車が今も残っているというのはまさに奇跡。そんな列車の走りを見れただけでも幸せでした。


 



「鉄路慕情記」の人気ページは何か、妄想する その1 [雑記]

 うーん、今日は酔っぱらい・・・。

 

 まあ理由なんてどうでもよくて、単に飲みたいだけです。一人で飲んでます。



 酔っぱらいなので、写真出そうにも出すもの思いつかんので、テキトーに話でもします。

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 ホームページ開設から3年弱ですが、その間、年間約10000Hitずつコツコツと積み上がっていっています。

 継続して伸びているので、更新の有無にかかわらず見に来られている方がいるものと、管理をしている側は想像しています。

 1回見つけて「お気に入り」などにリンクを登録しておいて定期巡行されている方が多いのかなとも思いますが、その他にも検索サイト等を通じてやってきてくださってる方、もしくは、リンクしていただいているサイトからふと興味を持って見に来られている方がいらっしゃるのだろう、とも思います。



 こういうことはアクセス解析でも入れたらがはっきりわかるのでしょうが、そこはあえて伏せておいて、想像して楽しむことにしています(笑)。



 想像するといっても、やみくもに想像するわけではありません。検索サイトでうちのサイトのとあるページがHitするなら、そのページには結構な数の方が見に来られているのだろう・・・ということは想像できるかな、といった具合です。



 ということで、暇見てGoogle(最近はYahooとGoogleの検索結果はどうも同じみたいなので・・・)で定期的にテキトーに用語を入れて検索してみることにしています。以下検索したら出てくるのを、書いた本人の視点からあれこれ書いてみたいと思います。



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 では、1回目は・・・(続きやるか分からないけど)



石北本線撮影紀行(2009年11月撮影 2010年1月発表)


 「石北 貨物 撮影」でナント2位で出てきたのにはビックリ!

 まあ、「石北本線 貨物 撮影」だと66位なので・・・検索サイトってよくわかりません。おそらく後者の検索のかけ方の方が一般的なんでしょうね。



 とはいえ、有名人のサイトやBlogも多数ある中、どちらにせよ健闘してくれているのでうれしいです。

 



 石北貨物撮りに行ったのはこの時が唯一ですが、やっぱりカッコよかったです!激V連発という訳でもなかったといえばなかったかもしれませんが、未だ忘れえぬ撮影行きです。



 10年前、石北貨物の写真は原色重連多数、そして圧倒的な撮影地ぞろいということでよく掲載されておりました。RMの写真も毎回毎回強烈で、もちろんかじりつくように見ていましたが、中学生だった当時、鉄ファンの2002年1月号に出た牧野和人さんのフォトサロンの写真と文章に感銘を受けたものです。



 あのダイナミックな風景をゆくDD51を思い浮かべると、やっぱり無骨な釜だからこそあんな風景が似合うんだよなあ、と内地のDDがかすんですら見えて・・・あんまり気合い入れて撮ってきませんでした。今となっては、ホンマにアホな話ですが(苦笑)。





 で、もう早いもので1年半前ですが、現実に常紋の撮影地に立って身震いするような貨物の力行をみて、10年来の願いがかなったわけです。あのときは脳天から痺れまくっておりました。



 この経験があったので、2010年から日帰り圏内にある紀勢東線に通うようになりました。単機だけど、石北に劣らずダイナミックな撮影地が多いし、荷坂峠では紙満載のコキ7両を牽いて登ってきますからここも魅力的です!

 



 あの時、生田原のノースキングは鉄な方々でいっぱいでした。しかも、どの方々も年間何十回通われているという方々ばかりのようで、ただただひれ伏すしかない・・・という感じでした。レストランの壁にはファンたちが寄贈した激V写真がズラリと並んでいてまさに壮観。百戦錬磨の猛者たちの写真をレストランのおばちゃんが直々に選抜されたという、まさに精鋭ぞろい、ということでした。どれも参考になりました。



 おばちゃんとお話をしていて、初雪が撮れた人なんて珍しいよ、いいのが撮れたんなら今度持ってきてよ、と言われたので、是非1枚持っていかないと・・・と思っているんですが、チャンス逸してるなあ・・・。何とかして今年の冬、防寒着と機材に加えて写真1枚と額を持って、狙いに行きたいと思っています。



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 何か写真出した方がいいかな?季節感とはまるで無関係・・・ですが。

 

 石北で着雪している光景は、非常にレアだそうです。厳寒期だとパウダースノーになるから木々にへばりつくことなく風で吹き飛んでしまうそうです・・・。




2009年11月2日 石北本線 丸瀬布-下白滝



 

この日の真打ち [○北陸本線]

 同じ構図3連発でスンマセン・・・。ちょっと最近疲れてるので、少し手抜き(汗)。


2009年5月20日 北陸本線 敦賀-新疋田

 今年の春に御引退あそばされたH01様、集約臨で活躍中の1シーン。



 10年前ボンの特急を撮っていた時、まさか2011年まで走っているとは思ってもいませんでした。最後のお見送りには行かなかったけれど、長い間、お疲れさまでした!


密かにこれもお楽しみでした [○北陸本線]

 湖西線系統で一番賑やかなのは朝方。今はどうだったっけ?ちゃんと分かってないですが、高速1000円がらみで減便減車になる前は、サンダーバード6号は必ず12連で来ていました。

 まあトイレのフタ・・・という意見もありますが、私から見れば681系の非貫通なんて西にしてはデザイン的によくできている方だと思います。白の車体だから風景に埋没することもないし、撮りやすいです。それが12連を組んでくるなら、まだまだ北陸線は鉄道としてのPowerがある!と感じられるというものです。



2009年5月20日 北陸本線 敦賀―新疋田

 北陸新幹線開業後にどんな変化が来るか想像もつかないので、こいつも国鉄型のついでかもしれないけれど撮っていきたいと思っています。まあ、ヨンダーはさすがに撮る気しないけど・・・。


鳩原周辺の山は、今頃ちょっと不思議な色が、ぽつぽつと [○北陸本線]

 毎日書きたいんだけど・・・、どうも辛い日々が続いています。でも、毎日80人ぐらいの方々が見に来られている、という事実はとても励みになっています。どういう趣向の方々が見ておられるのか、今一つ分かってないのですが、それはともかく、ありがとうございます。



 5月下旬というと緑ますます濃くなり、入梅前でバリ晴れ続き!なシーズンのはずなんですが、今日の関西は大雨。そういえば最近の天気はさっぱり晴れないし、黄砂もムンムン。どうなってるんでしょうね。
 今の雑務が一つ片付いたら大々的に出かけてやるぞーという野望はあるんですが、このまま梅雨入りだったらお話にならんです↓↓



 さて、新緑・・・といっていいのか分かりませんが、5月下旬の鳩原周辺の山々は樹種の関係か黄色っぽい色の木々がぽつぽつとみられます。これが面白かったのもあり、2009年、2010年と連続でこの時期にこの辺りへ出撃しました。丁度ボンの集約臨が走るシーズンなので、メインの被写体はそれでした。


2009年5月20日 北陸本線 敦賀―新疋田

 ボンの集約臨が走ったこの日、休みは確保できたのでとりあえず出撃!朝から山に登り、まず狙うは雷鳥4号。
 この年の3月改正から10月改正までの短い期間でしたが雷鳥4号は非パノ先頭の運用に変更され、以前よりいっそう車体を輝かせて走る姿を見ることができました。
 そうなるとわかって1番最初に思いついたはこの場所。パノ代走に当たることが多くなかなか狙えなかっただけに、この日はこれも撮れてV!でありました。


新疋田こそ「特急街道」の聖地 [○北陸本線]

 時は21世紀なりたての頃、撮り鉄を始めてあまり間もない不肖管理人、少ない撮影回数をほとんど北陸特急の撮影に使っていました。



 当時は撮るものが日本中にあふれかえっていましたし、RF、RMとも素晴らしい写真がたくさん出ておりました。

 そのような時代に写真を撮り始めることができて、今から思えば幸せでしたが、しかし中学生程度では石見ライナー撮りたいとか石北貨物撮りたいとか欲望ばかりは渦巻くけれどどれも遠すぎてドタイ無理な話。



 一方、新疋田とかなら何とか行けました。しかも、10分に1本「しらさぎ」、「加越」、「雷鳥」がやってくる!下手な鉄砲でもたまには当たるもんでしょう・・・。

 まあ、初心者レベルですしフィルムの時代ですからその場で上がりを見てアングル調整、なんて技が利きませんでしたし、中学生の私は鉄としての要領もよくありませんでした。なかなかうまくなりませんでしたが、1枚お目にかけようかと。





2001年7月 北陸本線 敦賀―新疋田


 

 新疋田はこのカーブ以外にも撮影地が多く、1日中楽しめました。やってくるのはほとんど国鉄色特急。ボンネットも多数。カッコよかったなー。



 できるものなら、またあの頃に戻って今の腕と知識と機材とで撮ってみたいです。



新疋田駅端にて [○北陸本線]

 風景ばっかり撮っている私ですが、時々編成撮りしたくなることもあります。やっぱり編成撮りでないと肌で感じれないものがありますし、何と言っても一番「分かりやすい」表現方法でしょう。



 この日は列車移動で新疋田着。この界隈にはよく出没しているものの車で行くことが多く、新疋田駅に降り立ったこと自体が2002年冬の臨時しらさぎ(この日はH04御登場で大興奮でした)以来という状態でした。

 降り立った時の感想は、駅ホームがきれいになっていたり上屋ができてたり駅舎がきれいになっていたり・・・でひたすら驚くしかない、というものでした。それだけ年取ったということでしょうか。



 パノ代走の雷鳥4号などで試し切りしつつ、アングルを調整。この日は無事ローピンで御登場。編成屋さんから見ればヌルい写真かもしれませんが、1枚。一応、今はなきローピンの二ケタ釜であります。このころまではトワ釜なんて気にしなくてよかったものですから、なんだかんだ言っていい時代だったのかも・・・。







2009年5月19日 北陸本線 新疋田駅


 思えば、なんで高校生の時にここで日本海4号撮らなかったんだろう・・・。日本海4号はほぼ白帯貫通の編成でしたから、今の編成より統一感がありましたし釜次位がカニだったので重量感がありました。撮っとくんだったなあ・・・。今から考えると、昔ってぬるいことばっかりしています。



 でも、そういう「ああすりゃ・・・」という積み重ねが今の行動力につながっている、と信じたいです。



国境の集落より [○北陸本線]

 たまたま休みをGetできた金曜日。あまるべマリンの回送を狙いに行くつもりでしたがどうも天気予報が微妙。とりあえず湖西線に向かいました。この辺りは完全なる馬鹿の一つ覚え。大糸でもよかったろうに・・・たぶん機材購入で資金難だったのでしょう。そう解釈したいと思います。

 結局、微妙にいい予報だったはずの湖西も朝から曇り基調。近江中庄近辺で12号までロケハン半分で撮った後、列車で移動。延々歩いて撮影地を目指しました。

 雷鳥好きな人は編成撮りの人が多かったですが、私は一貫して風景撮り。こういう撮影地が好みでした。逆に言うと、他の鉄な方々と会う機会は最後まで多くありませんでした。





 さすがにこの時期になってくると背丈を超える草が伸び放題。足場も悪く、滑りそうになりながらもなんとか立ち位置へ。そうして見渡す風景は、基本は見慣れた光景だけど前来た時より緑が一段と濃くなり、やはり素晴らしい。これで晴れてたらなあ。





 さて、この日は13号16号を捨てて列車で移動して来たので、幸か不幸か時間がたっぷりありました。じっくりアングルを定め列車を待つこととしようか。そう思ってゲバを立てていると、見る間に背後から青空が広がり、いつしか撮影地周辺は完全に晴れ渡りました。緑はやはり晴れ渡ってこそ美しい。やっぱりいいなあ・・・。





 しばらくサンダーやしらさぎで試し切りすること40分余り、聞きなれた接近警報音とともに現れた雷鳥17号をここぞというところで切り取りました。

 





2009年 5月15日 北陸本線 近江塩津-新疋田




 結局あまるべマリンは山陰線内は普通にいい天気だったようで、何と言っていいやら。でも私は地元重視ですから、これでよし。

 それにしても、これが事実上最後の初夏になるとは思わなかった・・・。

またやってしまった… [ケータイ投稿]

今日は早くかえって来たのでおもむろにIE立ち上げて見ると…

うちのサイトのカウンターのキリ番、2回連続で踏んでしまいました↓↓


本当に、何やってるんだか。自分がつくづくバカとしか思えないorzorz



もっとも、コンスタントに見ていただいているからこそ約1年に1回キリ番で↓↓な気分になれたりするのだと考えております。
当ブログ共々、今後ともどうぞよろしくおねがいいたします。
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