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まぶしい、まぶしい・・・ [山陰]

 梅雨明けするとまぶしい、まぶしい。空の透明度と日射の強烈さゆえでしょうか。今日はついに東海から近畿、中国四国と梅雨明けしたそうですね。




2007年7月18日 山陰本線 鎧-餘部


 この日の撮影は非常につらかったです。この数年前までは過酷な学校生活に加えて中2の時の大病が災いし、身長は今とさして変わらないぐらいだったのに体重が50kg強しかなかった私なので、元来決して丈夫な方ではありません。その上に天災のごとく降ってわいた20kgもの重りを背負っての撮影だったわけで、今から考えてもぞっとします。体力が落ちているので暑さにも決して強いとは言えず、本当に苦戦しました。


 さて、先ほどの撮影地でなぜメインが出て来ないんでしょうね・・・。あの列車だけ突然陰りました(泣)ので割愛しました。ということで次のコマです。

 折り返しの「はまかぜ4号」を向かい側の斜面で撮りたいので大急ぎで走って斜面に取りつこうと機材を持って走ったのですが、今よりはるかに軽装であったにもかかわらず、すぐ息切れ。かつての調子が出ないことに不満でした。
 自分の思うように撮り鉄するにもこれほど不便なのか・・・何とかしなければ。その時はそう思ったりしましたが、事態が終息を見るまで体重の増加は止まりませんでした。それでも、各地で決して本調子とはいえない中、回数は減らしつつも撮影をしていました。

 走れ、走れ・・・言うことを聞かない体に鞭打って、走りました。しかし、ピッチが上がらない。暑い。体中が痛い。そして、胸が詰まる。何度も何度も立ち止まって休んでは走りました。

 しかし、予定では山の中で見送るはずだったエーデル1本が不本意にも?鉄橋のたもとで撮れそうな時間になっていました。大急ぎでカメラに広角レンズをセット。左隅に軽くフレアを入れて、さらにこの空を大きく入れようではないか。きっと「この季節らしい」写真となるだろう・・・。



 手もちで構え、ピントを合わせて間もなく、列車が豪快に鉄橋を渡る音が聞こえてきました。この時ばかりは白い車体が浮き立ちいもむし君もどこか華麗に見え、そしてファインダーをのぞく私はあの空に吸い込まれそうな気持ちになりました。





 梅雨明けは鉄的には朗報。待ちに待ったシーズンの到来というところですね。私は忙しくて今年も出れるのか微妙ですが、皆さま豊作となりますように・・・。




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