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国鉄色、伯備線 [○伯備線]

何やら話題になっているという、国鉄色やくも。
ついに来た感がすごいんですが、
そして関西鉄の仲間たち狂喜乱舞に違いないんですが、
しかも、沿線でトラブルにならないかと、すでに今の段階から騒ぎになっているようなのですが、

すみません、この話の前提にあると思う話を少し、私見ですが、してみたいと思います。


そもそも、やくもって撮るの難しいと思っています。
老人のボヤキですみませんが、仲間内でもそういう人が多いです。
その時の話の大筋をまとめてみましたが、皆さんどう思われますか?

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伯備線に行ったことある人は何となくわかると思うんですが、山がちで引きの撮れる場所が結構限られてるので、たいてい、みんな知っている絵柄スタートになってしまうと思います。
布原の俯瞰がかつてよく知られていて今も生きていたら応用がかなり効きそうな場所だけど、私が通っていた当時は見える場所なし。今もどうやら全アウト。
ほかの方の写真を見ても苦労して探されていることが写真を見るだけでわかるぐらいで毎度ため息をつきながら拝見させていただいていた覚えが・・・。
だから、限られた場所に殺到して乱痴気騒ぎになるリスクがすごく高いように見えるんですよね。

そして、言い方が難しいんだけど、勝手わからず、変なところで撮って変なトラブルを起こす人も出そうだという不安も感じます。
いや、実際沿線で撮影地探していて、「なんでこんなに撮れないんや!」ってパニックになったことが何度もありますもん。そういう経験からの全くの本音です。個人的感想にすぎませんが、みんな一度はそうなるのではないかと思っています。

その一方で、被写体は貨物あり国鉄特急ありでベクトルが合う人にとってはGoodなんですね。

そういうことから考えると、全くもって伯備線は骨の折れる玄人向きの路線です。
通っていたころ、撮り手としては限界アタック感がありました。
他路線と比べ、いつも苦しいと思いながらの撮影でした。
でも貨物は夜も動いているので撮ろうとすると寝る暇ありませんし、余裕があるなら近在の赤字ローカル線を見に行けるし、チャンスはある。
難しいけど、何かはありそうだという夢は持てる。
今その場にいるのなら、やりたいことは国鉄色があろうとなかろうとたくさんありますし、そもそも志のある方は以前から地道に取り組まれてきたエリアではないでしょうか・・・とも思っています。

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久々のニュースといっていいニュースであり、これから向かわれる方にはぜひとも頑張っていただきたいです。
昔と比べると機材もよくなったし、撮影スタイルも多様になったので、できることが増えていると、日々SNSを見ながら思っています。

もちろん、皆が心配されているように、現地トラブルは最大限回避してほしいと願っています。
ゲームというものは制約された条件のもとで成果を出すから楽しいというものです。禁じ手をやったら台無し。未来永劫同じことができなくなるだけです。
そして、伯備線は関西から見える範囲で指折りの条件が厳しい路線だと思います。
そういうシーンで焦りや欲は最大の敵です。
どっしりと構えて1日1枚お気に入りが撮れたらいいや、ぐらいでいたほうがいいと思います。

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私からは、大昔日根野の381国鉄色が代走に入っていた頃、そして関西在住だった2012年までは定期的に撮りに行っていましたので振り返ってみます。

伯備線に乗ることはありましたが、やくもを初めて撮りに行ったのは2008年というから14年前の3月。この時から数年にわたって旧塗装から大規模修繕をして381を延命させることになったので、車両不足を理由に日根野から381を借り入れることになりました。
その際に、波動用で残っていた381の国鉄色が借り入れられることがあり、それが2年程度続きました。
最初聞いたとき、当時やくもは完全にあきらめていたテーマだったので大興奮だったのを思い出します。(個人的には旧塗装より今の色か国鉄色の方が好きなんで、そういう思考回路でした)
そうして、国鉄色が出てくるときは必ず行く、というパターンにしていました。

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その1回目の撮影の時は、米子側に国鉄色が3両、岡山側に紫色または緑が3連という組成で連結され、同時に2編成運用されたと記憶しています。
この組み合わせだとすぐに思いつくのが備中川面とかあのあたりなわけで、そのあたりで撮影しながら北上、午後は伯耆大山の鉄橋にたどり着きました。
1本目、山は雲の中でしたが・・・3時になると急激に雲が割れて、晴れてきました。
そのスジの人には知られた、3時晴れ、出雲曇りというやつでしょうか。
3月のぼんやりとした気候の中でこの日の撮影は思い出に残っています。
200803hakubibr-2.JPG

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せっかくなので伯備線カテゴリも作りましたのでよろしければ。Blogの記事をついでに振り返ってみましたが、思いのほか数は少なかったです。これから時々出すかな。

この機会にと2008年頃のカットを振り返っていました。
機材は今と比べるとしょぼかったんですが、もう撮りたいと思えるものがたくさん登場していて・・・時間が回せなくて撮りきれていないテーマもたくさんあったことが見て取れました。
その頃はちょうど旧HomePage立ち上げた頃でした。
当時はフィルム機だけで撮っていたころ。今の目線で見るとデジタル最適化するのが難しいので、鑑賞に堪えるかどうか。
遠い昔の記憶です。
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