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カラマツ     [北海道]

 カラマツは冬の使者。
 紅葉が終わって、雪が降る前に、「黄葉」する。
 
 とはいっても、日中に撮るとややもすると暗い茶色に写ってしまうことがあり、少し撮り方に配慮を要するもの。
 一番よく知られているのは、朝陽や夕陽を受けると、燃え上がるかのような色を示すことでしょうか。
 でも、曇りでもいいのかも。

 その姿は、冬の暗い空と相まって、あまりにも不気味に感じるけれど、厳しい気候に耐える者だけが知っているであろう、生命の火のような色を感じることも、私にはままある・・・。


2009.11.1 石北本線 生野-生田原

 もっとも、黄色くなり始めの時は、もっと明るい感じもするのですが。


 不思議な感じのする木です。新緑は思ったよりきれいではないのですが、晩秋の姿がとても惹かれます。



 北海道のイメージが強い木ですが、内地でも寒冷地では植林している場合があり、信州ではあちらこちらで見ることができます。線路のあるところだと小海線の信濃川上にある植林帯が高名でしょうか。他に信越山線、今はしなの鉄道になった信濃追分界隈、中央東線だと信濃境、西線だと鳥居峠などなどにぽつりぽつりと・・・。
 ほかに、吾妻線に向かう県境の峠の長野側は一面カラマツが植えられており、帰り道に夕日を受ける光景は感動ものです。

 もっとも・・・本場は北海道かな??丘を越えて、果てしなく続いている光景は圧巻です。


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