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桜の季節 [紀勢]

 早いもので、もう桜の季節のようですね。

 先週には関西の方で満開だと連絡がありました。帰省のタイミングを逸してしまいました。

 信州はまだまだ冬枯れ、桜咲くには程遠い様子ゆえ、まったく実感がわきません。

 今年は早いですね。

 ここはもう散っているんでしょうか・・・。



2011.4.6 紀勢本線 二木島


 関西からだと比較的行きやすかった紀勢線。特に東線の方は桜アングルが多数あるのですが、結局撮り切れませんでした。

 なお、この年は遅咲きだったので今ぐらいがピークでした。

 キハ40が残っているうちに・・・と思っているのですが、来年はかなうのか、どうか。



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晴れそうで・・・ [紀勢]

 案外、晴れないです。こっちの方は。だから、9月に入ってから1回も出かけられていません。

 関西は最近くそ暑いしよく晴れるし、みたいですね。今年は多少冷え始めるのが早かったようですが、例年9月は夏の続きというのが関西。5月下旬から9月下旬まで夏といっていいと私は考えております。

 そう思うと、長野は夏が短い。本当に暑いのは8月前半だけでした。関西の暑さになれていると7月まで冬布団が手放せない、なんていう感じなのです。ともかく寒い土地です。



 よく考えると、9月って案外撮りにくいかもしれません。特に、東日本は。夏のような秋のような、中途半端さゆえか。記録ひっくり返すと、9月で晴れカット多いツアーは関西より西ばかりであることにいまさら気付いて唖然。
 9月というとちょうど稲刈りシーズンに入り始めるので、絵になる風景はたくさんあるんだけど、案外撮れてない。特に、線路際にはざかけ、というシーンがあまり撮れてない。関西にいるうちに伯備、山陰、四国で撮っておきたいシーンを、と思ってたけど、叶わず。
 最も、長野だと結構撮れるところあるから、時間見つけて撮るかね。

 そういうところでこの休み、見事に台風直撃です。ちょっと辛いところ。
 しかし、休み明けはしっかり晴れるようです。平日出かけられる皆さま方にはしっかり激Vを後世に伝えていただきたいものです。


 長野ではそこいらじゅうで天日干し見れると言っても過言ではありませんが(家の近所でもごく当たり前に・・・乾燥した空気+晴天率高い、ゆえか)、関西では稲を天日干ししている光景ってそれほど見ないような?少なくとも私が昔暮らしていた田舎では、やってませんでした。
 近鉄の榛原あたりではやっているということで、一時期通いました。他に福知山線など丹波のほうではやってるみたいですね。

 天日干しはなくとも、稲わら積んでるということは時々あります。ほうきの先っぽだけみたいな感じに束ねて・・・でも、これもそれほど多くはないかな。

 紀州鉄道にキハ603撮りに行った時、1か所だけ並べているところがあったので、夕方日が傾いてきた頃を見計らって撮影。

 この界隈の微妙にガチャガチャしている感じ、何度来ても「懐かしい」感じがします。南国の雰囲気ゆえか、それとも私が昔住んでた田舎と結構似てる感じがするからなのか・・・?

 田んぼの隅の溝からカエルやザリガニ見つけ出して・・・なんていう光景が目に浮かぶようでありました。
 


2009.9.25 紀州鉄道 御坊-学問


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謹賀新年 [紀勢]

 今年もよろしくお願いします。
 

 当Blogも2回目の正月となりました。サイトの方は4年越えましたからそれなりに長い間、ページ管理していることになります。今年の4月から正式に転属、2月から現地との往復生活になる見込みではありますが、生活拠点が変わっても息長く続けていきたいと考えています。

 サイトやBlogを更新していくのは結構面倒なのですが、アクセス解析見ている限りでは意外と幅広い地域の方が閲覧してくださっているようで、ありがたい限りです。

 ここだけの話、一人で出かける時なんかは特に、「何のために出かけるんだろ・・・」なんて思うことがあるのですが、そういう時は「期待しておられるかはわからんけれども、常に見に来られている方がいらっしゃる!」と、自身にハッパかけて出かけております。

 もちろん、好きというのはありますけれども、やっぱり「何かしたい!」と思うからには自分の世界だけでは回りません。ある程度は周りがどう思っておられるかにより、ひと踏ん張りが効くか、変わってくるように思っています。

 無言で見守ってくださっている皆様のおかげであります。最近、そのようなことを強く思います。
 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 

 多分、1週間に1回程度の更新ペースになるのかなと思います。

 平常運転を心掛けつつ、好きなことを気の向くように書いていきますので、どうぞよろしくお願いします。
 それでは、新年初めての投稿はサイトで使った写真と同じですが、こいつで。




2012年12月20日 紀勢本線 相賀‐尾鷲


 
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なにわ、紀勢西線をゆく [紀勢]

 当Blog、基本的に「過去の写真を出す」ということで運営しておりますが、たまには最近の写真を出しましょう。多分、今月一番のネタです。



 12月15日15時半:関東から電話「明日、久々に紀勢団臨。スジは・・・。」

 DJによると、和歌山と新宮の時刻しか出ていないものの、何と、関西の1号編成さまであられる(言いすぎか?)大サロ様がミハのDD51に牽かれて紀勢西線を1日で1往復するとのこと。

 そもそも臨客の運転自体がたぶん3年ぶり。しかも晴れ予報。時間はあったので、即刻出撃を決定。だいたいの時間は過去のダイヤから予測つけて、撮影地を選定。うむ、これならこの場所だろう・・・。

 同、21時 就寝。

 12月16日 2時半:起床

 同、3時半:出撃!

 終日、紀伊田原周辺で撮影し続けました。

 そして昼過ぎに撮影地へ。定期列車では既にVゴマ撮ってるけど、一通り撮影。

 同、16時:山影がじりじりと迫る中、「あっ、来た」



2012年 12月16日 紀勢本線 古座‐紀伊田原


 みなさん、こういった情報をよく知っておられるようで、気が付いたら紀伊田原のお立ち台に10人以上も・・・。

 これを撮った後、その場で撮りたいアングルが瞬間的に思いついたので、ご一緒した皆さまへの挨拶もそこそこに、すぐ下山してしまいましたが(すみません)、皆さまお世話になりました。いつもは定期列車を一人黙々と撮っていることが多いので、刺激になってとても楽しかったです。

 来年から関西を離れるので、沿線でお会いすることもあまりないかもしれませんが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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ハゼの木 [紀勢]

 雪、すごいですねえ・・・。

 こちらでは雪降っていないですが、ものの見事に冷え込んでいます。紅葉、きれいだったです。でも雪すごそうです・・・。

 生活する上では邪魔なことこの上ない雪ですが(来年から他人事でなくなるカモ)、写真を撮る上ではこれほど題材になるものはありません。何とか撮りたい。



 でも、ここまで降りっぱなしだとなかなか撮影に行くにはハードル高いです。そもそも、まだ雪が降るはずではなかったので計画イチから練り直しです。困りました。



 こういうときとなると南国での撮影に向かいたくなります。私の中では最近、南国=紀勢線なので、紀勢線の写真でも。



 常緑のイメージが強い紀勢線。確かに常緑樹が多い。でも場所によっては新緑もするし、紅葉もする。茶色っぽくなることが多いのですが、先日行ってきたところ今年は赤色が残り、きれいでした。



 それとはまた別に、12月下旬になるとハゼの葉が紅く色づきます。ハゼは俳句の世界では秋の季語。温暖な土地に自生している植物で、南紀でも線路際に生えてるのですが、これが綺麗。



 ベストのタイミングを狙いたくなるところですが、なかなか・・・。今年こそ何とかしたいな。




2010年12月23日 紀勢本線 紀伊市木‐阿田和


 こうやって書きつつ連想を膨らましていると、やっぱり「よくある日本の風景」のイメージとはちょっと異なった世界が広がっているのは確かなのかな・・・。

 線路や国道のあるところには結構な数の人が住んでいるので「秘境」という感覚は全くないのですが、一歩山の中に入れば無人の山の中が広がっていますし、ふと山の上の方を見上げると絶壁から滝が流れ落ちたりしていますから(特に大雨の後はそこかしこで・・・那智の滝をスケールダウンしたような)、よく考えたらなかなかすごいところなのかもしれません。



 そんな南紀ですが、先日出かけてみると馬越峠区間だけ高速が出来ていました。尾鷲まで来年度中にできあがる予定だそうで、名古屋側からのアクセスが飛躍的に良くなりそう、です。



 京阪神に住んでいると、高速未開業の時は白浜でもはるかかなた(一般国道で6時間ぐらい)、新宮や熊野なんて想像もつかない、という感じだったのですが、すでに白浜まで2時間台、新鹿まで4時間以内。この20年で一気に行きやすくなったというところなのでしょうか。紀勢東線沿線の高速道路開業でさらに行きやすくなります。最後の締めというところなのでしょうか・・・。



 つい何も変化していないように思ってしまうのですが、こう考えると変化し続けているんですね。



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さりげなく、消え去ろうとしているもの…。 [紀勢]

 駅の売店でこの時期に限って現れるコーナーがあります。それは年々大きくなっているような、気がします。



 サヨナラグッズ、たくさん売っていますね。

 世の中にこの趣味がそれほど認知されてきたからなのか、○○商事の商魂たくましさが世に通じたのか。今年も大層な品ぞろえですね。

 0系や九州ブルトレ引退の頃に出始めた、「博多の女」の中身なしバームクーヘンが入っているという話の「さよなら~バームクーヘン」も、どうやら定番商品になったようです。

 

 そのような中で、「特急くろしお号 パノ無し編成引退!」は、さすがに入っていないようです。



 この写真とかが撮れなくなるから、私的にはインパクト大なのですが…。こちら向きはパノばかりになるのです。もうチャンス逃したかな。

 



2009.2.12 紀勢本線 南部-岩代


 もう少しイイ条件で撮りたかったな。翌年も挑戦しましたが、ゲリラ雲襲来でアウト!そして去年と今年はチャンスなく終了。

 ここ2年忙しくて、撮りたいものを十分に撮れなかったこと、本当に心残りです。今の時期は脳内イメージだけで残った写真を思い浮かべる、本当に辛い時期。



涼しくなってきた? [紀勢]

 ネチガエたらしく、左肩がここ数日ずっと痛かったです。家で保冷材を挟んだタオルを首巻みたいにして引っかけたりしていたら、治りました。よくわかりません。
 そういえば小さい頃はよく頭に氷当てながら勉強してたなあ・・・。ちょっと懐かしい気分。
 以来十何年やら。ずっと苦しいことばかりだけど、あの時立てた志はたぶん誰が言おうと間違いない。ずっと心にとどめておきたいです。



 だんだん涼しくなってくる、この季節。四季の中でも過ごしやすいからか、いろんな言葉があてがわれると思います。そんな過ごしやすい季節だと気合が入るからか、大学入ってからは休み中なので結構撮っているものの中高時代の写真は恐ろしく少なく・・結局もうすぐ月末ですね。



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2009年9月25日 紀州鉄道 西御坊付近


 2週間詰め込みで教習所に通いつめて車の免許をとってすぐ、紀州鉄道に向かいました。同鉄道名物だったキハ603の引退前ということで駆け込みでの撮影でした。

 朝の紀伊田辺行き快速に揺られて、御坊へ。小学生の時、鉄ファンで写真を見て初めて自ら遠征して向かったのがこの路線。思い入れがありました。

 9月末とはいえ、日中は恐ろしい暑さ。しばらく御坊市内の店の中でくたばったりしながら、撮り続けました。

 古びた民家の続く市街地の中を、ガタゴトと走るキハ603。これだけは撮っておきたかったアングルです。夕方が近づき、だんだん光がやわらかくなってきたところを狙って、撮影しました。

 



 幼い頃には紀州には古い車両を擁する鉄道がいくつかありました。南海貴志川線、野上電気鉄道、有田鉄道、そしてこの紀州鉄道。

 親戚の方が和歌山に住んでおられたこともあり、幼いころ紀州には何度か行く機会がありました。当時はほとんど遠くに行けなかった私としては、数少ないながら遠出の思い出がある地域です。

 貴志川線の1201系はかろうじて覚えています。伝統の緑クリームのツートンをまとった戦前製の釣り掛けモーター車でした。

 雨が降る中、貴志駅付近のカーブを大きなモーター音を発して走っていく姿はカッコいいというよりむしろ化け物を見ているような気持ちだったのを思い出します。後は大池公園の鉄橋を渡る所とか・・・。確か花見の季節だったので行ったのだと思います。

 太地のグリーンピアに家族旅行の際泊った時、1201系が錆びつきながらも敷地内のはずれに置いてありました。もう10年近く前のことですが、今はどうなっているんでしょう・・・。

 野上電気鉄道は見たことがないですが、有田鉄道は初めて紀州鉄道に行った時と同じ日に行きました。廃止数年前で平日のみ1日5往復の運行になっていました。車両も新しいレールバスに変わっていました。終点の金屋口でおりて車庫に入っている予備車のキハ58003や古い貨車などを見物しました。

 そんな中で、紀州鉄道は最後まで残った昭和レトロな雰囲気を車両からも施設からも感じ取れる鉄道でした。これまでよくぞ頑張ってきてくれたという感じでしたが、この年の10月で最後の運行となりました。もう少し地道に撮りだめておきたかったな・・・。しかし今後も機会あったら撮るようにしておきたいです。



夕暮れ時の峠道 [紀勢]



2011年6月25日 紀勢本線 梅ヶ谷-紀伊長島

 梅雨の中休み。原色1805号機充当を確認し、出撃。


 夕暮れ時の東紀州の峠道。20分前から一気に影が押し寄せてきた。そしてディーゼルエンジンの咆哮がかすかに聞こえてきた。この日は随分と遠くから響き渡っていた。
 露出を再確認してレリーズに手をかけて間もなく、紅い「エネルギーの塊」が姿を現した。


たまには時事ネタ(鉄な話題) [紀勢]

 最近JR東海は国鉄色への塗り替えをやるようになりましたが(117系、119系)キハ40系列についてもやるようになったのはご存じの通りかと思います。ただし、現実に広く存在したタラコ1色ではなく、赤ツートンで出場してきております。
 で、美濃大田区の1両に続いて伊勢区(紀勢東線、参宮線)の車両からも1両出たと某掲示板上で報告されておりました。キハ40が1両、色は赤ツートンとのことです。

 この赤ツートン、意見の分かれる所のようです。なにせキハ40系列は登場当初からタラコ1色。キハ40系列でこの色だった車両はないからです。
 しかしながら、キハ40系列は元来あの色で登場するはずだった車両と聞いており、あれが「本来の姿」と言っていいかもしれません。あくまでタラコ1色は国鉄末期のお寒い状況の中出てきたものでしょう。いわば「末期色」です。現場ではわざわざあれにするというのは抵抗感あるかも…という気もします。
 また、キハ40系列とはいえませんが、キロ28から改造した荷物車キユニ28(足回りはキロ28で車体はキハ40タイプ)のうち数両は当初ツートンで登場しており、キハ40タイプの車体にあの色が塗られたことはない、ということはなかったわけです。たしか3両?少なくとも数両だけだったと思いますが、現実に存在したことは間違いないようです。
 テキトーに調べてたら実車の写真出てるページが出てきたので証拠として・・・。(リンク先へ) 
 ツートンをまとったキハ40タイプの車体の荷物車が、現実に高山線で走ってたのです。そのことからしても、現実味がないという意見はやや的を得ていないようにも思えてきます。
 
 紀勢東線でこの1年余り貨物のついでにキハ48を撮ってきましたが、白い車体だけに露出が難しく、苦労させられてきました。ツートン登場はその意味でもありがたいです。大糸とかで我々を楽しませてきた色を車両は違えど撮れるという意味でもよし、です。今回の塗替えは好意的に受け止めたいと思っています。
 ま、意見割れてるということは鉄殺到ということにもならなさそうですし、紀勢東線だと貨物撮りつつ撮れるしでありがたいです。今後もじっくり撮りたいと思います。

 今日はシンドイので画像無し失礼m(_)m
 

季節は巡る [紀勢]


2011年4月29日 紀勢本線 新鹿-波田須

 ああ季節は巡る。紀勢東線に通い始めて2年目の春が過ぎていく。

 桜が終わって2週間。新緑が始まり、田んぼには水が入っているだろうと予想して向かった南紀。すでに田植えが終わっておりました。

 本日は原色機が登板。やはり原色っていいですね。


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