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いまや、あのボロ釜も貴重品?! [○北陸本線]

 関西でEF81と言うと敦賀のEF81と富山のEF81でしょう。
 前者はJR西所属の旅客用、後者はJR貨物所属の貨物用です。


 JR西のEF81はまあまあきれい?ですが、貨物の釜は一様にボロイと思います。



 このボロさにも訳があるようです。日本海縦貫線を北は青森から南は大阪まで日々休むことなく(掃除する暇もなく?)走り続けるとなると、塩水被ったりして外板はボロボロになると聞いてます。特に冬場の姿はオソロシイ・・・。
 とはいえ、黙々と働く縁の下の力持ちだからこその形相。強烈な外観ゆえにかえって生々しいまでの力強さすら感じてしまいます。


 しかし・・・彼らにも着実に世代交代の時が近づいています。貨物では後継機のEF510が少しずつ増備されてきましたが、今日2011年版貨物時刻表を見た所、湖西、湖東界隈を日中に走る列車がほとんど全てEF510の運用、ということになっていることが分かりました(T_T)。

 まあ、EF510もカッコイイし好きな釜なんですが、ふとEF81で狙ってみたい角度があるなあ・・・と思って調べた結果がこれなので、ショック。


 ・・・とはいえ、この前湖西に行った時はEF510のはずがEF81できましたので、少しずつ置き換えなのかな?それとも代走?その辺はよくわかりません。

 そのあたりに詳しいお知り合いがいないので聞きようがないです。そういうの詳しい人がいたら今回の話も入ってきたのかな?





 どうやらあの富機パーイチもわざわざ見に行かないと見れないレベルになりつつあるようです。それにしても、あまりに急だよ・・・orz。



 ということで冬場の富機なパーイチというとこんな感じかな・・・手元にあったのを。外板が錆びついてひび割れするところまでいってないので、まだましな方かとは思いますが・・・。
 


大糸線から撤収中、列車を待っていたら御到着。

はくたかを退避するようでした。



側面の色が何とも不気味・・・でした。色の抜け方、汚れ方が凄かったです。

2009年2月19日 北陸本線 糸魚川駅


DD51+12系=臨時急行? [○北陸本線]

 先日の北びわこ回送の続きです。



 かつて北びわこ4号で、C57やC56がバック運転で引き返していた列車は、いつからだったか回送になり、DD51先頭で引き返すようになりました。



 先ほどの菜の花の場所で撮った後、せっかくだから他に場所ないか・・・と考えて、背後に雪山を写し込める近くの田んぼに移動。223などで4両分程度の構図になるよう調整。せっかくだから思い切って頭だけの構図にしてしまって「臨時急行」っぽく仕立てよう・・・。まあ国鉄時代の北陸線でこんな列車があったとかなかったとか、時代考証はなしということで(汗)。



 数本見送った後、ホイッスル一声、ゆっくりと回送列車がやってきました。青い客車に赤い機関車。やはりこの組み合わせは渋くていいなあ!今ではなかなか撮るチャンスがないのが辛いところです。







2006年5月3日 北陸本線 田村-長浜




 

8年前の安楽寺 [○北陸本線]

 日々ご覧の皆さま、連休中ですからどこかにお出かけされているのでしょうか。

 私は4月29日に行ったきり出かけられない状態です。

 日々ご覧になってくださっている皆さまが、いい写真撮るなりいい思い出作るなりできますように・・・。





 さて、今日の話題。2003年の連休は遠征をやりました。連休中の撮影で関西の枠を越えたのはこの時が初めてだと思います。



 とはいっても家族旅行ついでではありましたが・・・。それでも当時としてはかなり健闘しています。



 行き先は富山。夜行3連発(日本海4号増結13連、能登、北陸)を水橋で押さえ、その後倶利伽羅周辺でボンのはくたか83号などを撮影・・・という今から考えたらアングリするしかない被写体ぞろい。



 結果は、ややかすんではいたものの水橋で無事山が見えた状態で撮影、今から見たらところどころツッコミどころがあるけれど、当時としては大満足。その後倶利伽羅へ。

 はくたか83号撮った後は北越(確かT編成)狙いで安楽寺へ。ついでに681が来たので撮影・・・。



 こいつの富山行きも鬼籍入りしたってホンマでしょうか?時はただひたすら過ぎていってますね・・・。そもそもこの撮影が8年前だったのかと今更気が付く始末(汗)。







2003年5月3日 北陸本線 倶利伽羅-石動



菜の花と、原色DD51 [○北陸本線]

 菜の花は花期が長いので、随分と長い間楽しむことができます。九州に撮影に行ったときは2月末から咲いていてびっくりしましたが、関西だと4月から5月というイメージがあります。

 さて、2006年の連休は湖北の線路に近い田んぼに菜の花が植えられ、こちらでは話題になりました。湖西で午前ラウンドを押さえた後で湖北に回りましたが、もう大入りもいいところ。この年の連休の北びわこ号がC57牽引だったことが大きいのでしょう。

 北びわこ3号はさすがにベスト位置は押さえられず妥協ぎみに押さえましたが、そのあとにくる列車も私にとっては重要。何といっても直流化直前、419系や475系も是非押さえたい所ですし、もうひとつ当時気になっていたのは北びわこの回送用に使われていたDD51。何といっても天下の宮原機関区が虎の子のように大事にしているとしか思えないほどピカピカな原色機、当時もやはり燃えました。



 C57が行った後だいぶすいてきたので速攻で場所取り。伊吹山を真正面におけるポイントを押さえられ、満足。しばらくして、ゆっくりと原色機が登場。単機だけにシンメトリー?な構図になりました。





2006年5月3日 北陸本線 田村-長浜


 私が撮り鉄を始めたのはまさにこの辺り、湖北でした。北びわこだけでなく、原色ボンネットのしらさぎ、モノクラス6連ながらこれも原色だった加越、419系や475系のローカル、高月発の専貨やらチンドコ貨物(原色機、若番機多数)やら、あの頃は本当に賑やかでした。

 なので昔からこの辺りには何度も行っているのですが、湖北の線路際に菜の花畑が登場したのはこの年だけだったような気がします。



 この後、北びわこの回送機は直流化でまさかの直流釜化。本格的な交流電化が初めてなされた湖北で直流機というのは違和感アリアリです。また、この回送用DDを撮ったのも思わずこの時が最後になってしまいました。



ゲキヤマ [○北陸本線]

 撮り鉄用語、だと思います。ローカルワードかも。

 富山の方の某有名掲示板と、その関係者の方々が主に使われています。

 用例を見ていると、空気がクリアで北アルプスがバシーと見える時に使うようです。北アルプスは日本有数の高い山々。一方で我々が撮っている場所はほとんど平野部なだけに、まさに頂上との高低差=標高です。だからこそ、山が見える日は圧倒的な存在感があるようにおもいます。そのことを思うと、この言葉は語感としてぴったりだと思います。このあたり富山に行かないとわからない感覚かもです。

 

 東に3000メートル級の高い頂が連なる富山平野、空気のヌケがよいときは本当にきれいに見えますが、いつもいつも見えるわけではありません。また、日の出前は見えていても日が登った瞬間キリが上がってきてお隠れ遊ばされたり・・・と結構きまぐれです。



 さて、そんな「ゲキヤマ」な一日、何度か遭遇したことがあります。

 この日は金沢付近からも北アルプスが見えるほどのゲキヤマっぷりでした。

 撮影地調査が不十分だったことが災いして(チューリップの作付状況をよく知らないまま出かけたのが非常にマイナスだったです)効率的な撮影は出来ませんでしたが、何枚かそれなりのものは撮れたかな・・・という感じでした。

 



 富山まで行くならあと一歩で大糸!と思ってしまい、富山の写真は思いのほか少ないです。風景は昔から大好きなんで中学生の頃から夜行3連発狙いで行ったりはしているのですが。

 神岡貨物やら、夜行3連発やら、ゴハチやら、ネ申な被写体はさすがに去ってしまいましたが、それでも魅力的な被写体がまだまだ残っている地域なので、これからの課題、と思っています。





2009年4月18日 北陸本線 東滑川-魚津





雷鳥引退に寄せて [○北陸本線]

 北陸特急として最大の本数を誇ったのが485系雷鳥。私は幼いころから踏切で雷鳥を見続けて育ちました。国鉄は生まれたころにはすでに影も形もありませんでしたが、本線上を走っている車両がほとんどが国鉄型だった時代でした。その中でも、雷鳥は一番輝いていました。自然、撮り始めたのも北陸特急。
 
 撮り始めたころは、今から見れば国鉄型が日本中にあふれかえっていた時代でしたが、年齢的な制約もあり、主に東海道本線、湖西線、北陸線で国鉄色485の姿を一貫して狙い続けてきました。
 
 相手は遅くても大抵90キロ以上、最高で130キロで走る被写体。特に湖西線といえば日本有数の高速新線。中高生の頃、連写できないフィルム機(EOSkiss3)で一撃必撮するのは集中力が要り、大変でした。しかし、それだけに思い通りの切り位置で撮れるようになった時は本当にうれしかったです。

 思い出は数えだすときりがないです。雷鳥は、まさしく私の写真趣味人生を共にしてきた列車です。でも、今月で1往復だけ残っていた列車が引退していきます。


 約10年間同じものを撮り続けられて、本当に幸せでした。さようなら・・・。


 




2008年 1月25日 北陸本線 湯尾-南条 


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