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夕陽、架線柱、ホーム [甲信越]


 各所に電車で歩き回っていた時にいつも出会っていたかのような風景に出会うことができました。
 高い架線柱、きつい勾配の続く線路。夕陽が降りてきて、鈍く輝きました。
 この光線で車両が写せたらなお一層美しいだろうな・・・という期待も感じさせる光。
 静かに、見とれていて、そして、撮ってみました。

 この場所には冬にも立ちましたが、やはり秋の光は何か違うみたいです。
 温かみが、少しあるからでしょうか。


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ええ露光 [甲信越]

 2000系ラストのころの写真があまりにも有名なのでよく知られた話かもしれませんが、
 秋の長野電鉄、リンゴだけでなくて夕方が素晴らしい。
 今はどうか知りませんが、通ってた頃はいい光線でLSEが坂を登ってきていました。
 あんまり編成がっちりやるのが趣味ではないし、空がきれいだったので広めにとっていますが、
 いやあ、ほれぼれしました。鉄写真はこういうのが一番安心して撮れます。



 エロ光なんて撮り鉄用語で夕方の日の傾いた光線のことを言いますけど、
 語源は「ええ露光」という説を最近聞きました。
 まあ、確かにそうかもしれませんし、セクシー光線だからということかもしれませんし。
 こういう言葉はいろいろ面白いです。


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NEXがリンゴ畑に [甲信越]

 関西弁の下手な関西人だけど、関東に住んだことは全くなくて、
 そもそも社会人になるまでほとんど行ったことがなかったので、
 図鑑では見たことあるけど実物をみたのは初めてでした。
 山の中で頑張るNEXくん。3両になりつつも、きれいに維持されている感じです。
 人情としては小田急LSEのほうが気合入るんですけど、こいつもなかなか沿線に似合っています。
 ほとんどJR時代のカラーリングのままですね。
 こいつが森の向こうから顔を出して、おっ、と思いましたよ。
 四国の2000系っぽいというか、なんとも90年代っぽいというか、そんな感じがしましたね。


タグ:NEX 長野電鉄
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いつもの試行錯誤 [甲信越]

 この時の撮影はちょっと調子がよくて、同じ場所でウンウン粘ってアングルを考え出すことに。
 リンゴって、露出も色だしも難しいし(今ドキある程度は現像で処理できるけど)、そのうえで、花を撮るときのようにバランスを気にしながら画面を埋めていく感じなので、実は結構手ごわい。
 柿の木よりは、目立つけどね。
 そうして同じ場所をうろうろと数時間・・・ああ昔もそんなことやってたっけな。
 ちょうど程よく収穫されていない枝を見つけて、ああでもないこうでもない。
 気が付いたらもう側面の色が弱くなってきつつあるタイミングだったけど、3500系のような平たい顔だとちょうどよかった。
 再掲載だけど、お気に入りなので。


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お見舞い申し上げます

 台風により、東日本の各地で大災害となってしまいました。
 被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。

 山の中は幸い知り合いは全員無事でしたが、新幹線10編成が水没という衝撃的事件に加え、道路橋や鉄道橋が各所で崩落、田畑が流出など、大変な状況であることが伝わってきました。
 そのほかにもメキシコで把握できる限り、都内の一部や長岡や宇都宮、茨城やいわきなどで水があふれたということを知りました。インフラへの打撃も数知れず
 私が赴任後しばらく通っていた吾妻も大変な被害で、試験溜水中の八ッ場ダムが一晩でいっぱいになるほどの水と土砂がダムに押し寄せたようです。
 
 私はしばらく予約投稿で長野電鉄のリンゴ畑の写真を出し続けていましたが、おそらく信越線豊野のりんご畑は新幹線基地のすぐ北なので壊滅でしょう。
 収穫前に大変なことが起こってしまいました。なんということ!

 願わくは、今もなお広い範囲の地域で困っている方々へ速やかに手が差し伸べられること、そして生活基盤の再構築が迅速になされることを祈ります。

 とはいえ、メキシコから私ができることは、
 日本にはいい場所がたくさんあるから、可能な範囲で遊びに行ってあげてください、素晴らしい風景が待っているはずです、ということです。
 長野電鉄の運行は最初は千曲川を挟む範囲で運休してしまっていたようですが、14日から無事通常運行に戻ったようです。
 新幹線は全編成の1/3が稼働できない状態ですが、1時間に1本は走り続けるようです。
 
 そういう状況なので、まだ苦しんでいる人がいる状況ではありますが、投稿を続けることにしました。どうぞよろしくお願いいたします。
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夜間瀬の鉄橋 [甲信越]

 春は桜に、夏は小川の風情、冬は快晴の空に雪原に。
 撮り方が様々あって奥深い、夜間瀬の鉄橋。
 この日は空がきれいだったからか、縦で撮っていました。
 天高く馬肥ゆる秋。
 なににせよ、いい天気の日は素晴らしいものです。


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リンゴの丘を登る [甲信越]

 普通電車は、昔々の東京の地下鉄を改造して使っている、3500系。
 特徴的な見た目ゆえ、一部の方に人気のようです。
 時々仲間ウチ&ダイヤ非公開で団体列車を走らせたり、
 ピンチヒッターで特急の代走で走ったりすることすらあるようですが…
 普段着の姿ばかり追っているので、そういう姿には縁がなく。

 まあ、こうやって特徴的な濃い空のもと、カタコトと登ってくる姿、素敵ですよね。
 わずか5キロほどの丘の上の鉄道、昼前のひと時。


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秋晴れ [甲信越]

 先日リンゴ畑の写真を出してみて、ふと、ほとんど2日間リンゴ畑の中で過ごした日のことを思い出しました。
 テレビでリンゴの収穫の時期、とみて、とりあえず行ってみたところ、ちょうど収穫の時期。
 2日とも晴れ続けた秋晴れの日でした。
 2000系のいなくなった長野電鉄、今でも割と楽しい被写体がそろっていますのでいいですね。
 花とか、沿線の四季を地平から静かにとらえていくのがよい路線のようです。
 地元だったのですが、気が付いたらメキシコに来てしまったので、思うように撮りきれなかったのが少々心残りです。
 とはいえ、もう少し彼の地で走る電車たちの顔触れは変わらないまま、ということになるのでしょうか。

 しばらく秋晴れの時期の河東地方から。

 このころはなかなか朝から頑張るエネルギーがなくて、朝10時くらいに出てくるのが常。
 何本かカットをためて、まずは正午前のロマンスカーに気合を注入です。
 この界隈、距離は短いものの歩き回ればいくらとカットは稼げます。

 見事な秋晴れに、赤いリンゴの風景。絵になりますね。
山線改め北しなの線から午後に転戦なんてのも、オススメですよ。



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特別付録 和歌山線上り貨物 吉野口出発 牽引C58193号機 [○和歌山線]

 大阪東南部に住んでいた筆者にとって最も身近な蒸気は、関西線、和歌山線のそれで、自宅から1時間程度で彼らに会いに行くことができた。
 1972年3月13日は月曜日で当時中学生だった筆者が何故その日 丸一日撮影に行くことができたか思い出せないが、その前日3月12日にはC576号機けん引による和歌山線のさよなら運転が湊町⇔和歌山で実施されている。筆者はこの日、朝からC57旅客、五条のC11、北宇智のC58貨物と順に撮影を行い、最後にこの上り貨物の出発を見送ることとなった。さよなら運転の翌日であっても普段通りの運行で誰一人いないあぜ道に立っての撮影であった。

 C58193号機は見た目は決して美しいとは言えない状態であったが、この時ボイラ、足回りは見事に夕日に輝き、美しい白煙を吐きながらD51とは異なるC58の軽いドラフト音とともに走り去っていった姿は今も私の脳裏から消えない。それは私にとって和歌山線における蒸気の最後の姿であり、2日後の3月15日には和歌山線はむろん、近畿地方の多くの路線から蒸気機関車が姿を消した。

 C58193号機は1939年汽車会社大阪で落成。奈良区新製配置後、竜華→姫路第一→竜華と異動し1972年5月11日に廃車。33年の生涯のうち約20年を竜華で過ごし、竜華機関区最終在籍蒸気の1両となった。今、本稿を書きながら和歌山線の105系の生涯が35年、C58193のそれが33年、双方の命が偶然かなさなるようにも思え感慨にしばし耽るほかなかった。


1972年3月13日 吉野口 撮影 とも


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おわび&フライイング告知 [雑記]

 ここのところすさまじく忙しいので自動投稿を設定しているのですが、
 間違って次の特集分の記事が入ってしまっていましたので、直しておきました。
 ご覧になった方はわかっていると思いますが、
 次のネタは長野電鉄の秋です。
 個人的には多分大糸線や信越山線の次に気に入っている路線、
 それなりに腰を据えて撮っていた時期があったのでご紹介させていただきます。

 フライイング告知になってしまいましたがどうぞよろしくお願いします。

 あと、和歌山線の記事、画像が出てこない記事が一つあるのですが、
 記事を選択いただくと写真を見ることができます。
 直そうとはしているのですが原因が特定できないので・・・
 すみませんがこの週末に対応を考えます。
 
 いろいろありますがよろしくお願いします。
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